お風呂リフォームをお考えの方へ、気になるリフォーム費用相場と知っておきたいこと
お風呂場の汚れや劣化が激しい場合は放置せず、できるだけ早くリフォームを行うことが重要です。しかし、お風呂のリフォームには一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか。
今回は、お風呂リフォームの費用についてご紹介します。
■お風呂リフォームの費用は?相場はどれくらい?
まずはお風呂リフォームの費用や相場についてご紹介します。
・お風呂リフォームの費用相場は?
ある調査によると、お風呂リフォームにかける費用は60~120万円が、半数以上を占めています。次いで60万円以下、120万円以上の順でした。
古いお風呂をリフォームする場合、最低でも60万円の費用が必要と考えましょう。スタンダードクラスのお風呂にリフォームするなら、90万円程度が相場です。デザインや機能にこだわったハイクラスなお風呂は、100万円以上の費用がかかります。
・戸建ての場合とマンションの場合
戸建てとマンションを比べると、浴室はマンションのほうが狭い傾向にあります。しかし、リフォームの費用に大きな差はありません。
戸建ての場合は100~120万円、マンションの場合は80~100万円が相場です。どちらにしても、全体的なお風呂リフォームであれば100万円程度は用意しておくとよいでしょう。
・リフォーム内容によって大きく異なる
お風呂リフォームは内容によって費用が大きく異なります。こちらではお風呂リフォームの種類を4つご紹介します。
<ユニットバスの交換>
ユニットバス同士の交換には50~150万円の費用がかかります。費用の幅が広いのは、製品のグレードによって大きく左右されるためです。工期は4日程度かかります。
<在来浴室からユニットバス>
在来浴室から新しくユニットバスに変更する場合は65~150万円が相場です。床材や壁材を剥がす手間があるため、ユニットバスの交換より費用が高くなります。工期も1週間程度かかるでしょう。
<在来浴室から在来浴室>
ユニットバスに変更せずリフォームする場合、既存の設備撤去以外に新しい設備をすべて手作業で取り付ける必要があります。そのため、費用相場は50~200万円と高額です。
工期も長く、2週間~1か月程度かかります。
<浴室の拡張・移動・増築>
浴室の拡張や移動、増築は75~250万円が相場です。工事箇所が増えるため、工期も長期になり、1か月程度かかります。
・50万円以下ではなにができる?
50万円以下では部分的なリフォームが可能です。手すりの設置やドア、浴槽、給湯器など部分的な設備の交換は50万円以下で行えます。
しかし、築10年以上経過している場合は全体的にリフォームをするほうが効率的であるケースも多いため、悩んだ場合はリフォーム業者に相談してみましょう。
■お風呂リフォームをする前に知っておきたいこと
お風呂リフォームをする際は下記の点について考えておきましょう。
・浴槽の素材にも注目!
浴槽の素材によって得られるメリット・デメリットが異なります。
<FRP(繊維強化プラスチック)>
安価でよく用いられる、防水性に優れた素材
<人工大理石>
デザイン性の高さと高級感、比較的安価
<ホーロー>
高価だが特有の高級感がある、保温性が高い
<檜>
香りがよく、浴槽の素材の中では最高級品
・オプション機能の追加費用
お風呂にはさまざまなオプション機能を付けられます。ただし、追加で費用がかかるため、必要な機能だけ選ぶことをおすすめします。
● 追い炊き…3~5万円
● 浴室暖房乾燥機…7~9万円
● 手すり…1万円/1本
● テレビ…12~14万円
● ジェットバス…12~14万円
・ユニットバスの選び方
<ユニットバスのサイズについて>
ユニットバスにはサイズの規格があるため、浴室に応じて合うものを選びましょう。壁から壁までの距離を測ると適切なサイズを確認できますよ。
ただし、壁材や保護材の厚みも含まれることを頭において置きましょう。
<家族構成に合わせて選ぼう>
小さなお子さんや介護の必要な方が同居している場合は、1616(1,600mm×1,600mm)サイズ以上がおすすめです。実際にショールームで確認し、十分な広さがあるかを確認してください。
お風呂は毎日使うため傷みやすい場所ですが、快適な空間へリフォームすることでリラックス効果が高まるでしょう。お風呂リフォームでお悩みの方は、ぜひアートリフォームまでご相談ください。
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