グリーン住宅ポイントはマンションも対象?利用する方法を解説!
お得にマンションをリフォームしたいなら、グリーン住宅ポイントの利用を考えてみてはどうでしょうか。戸建てだけでなく、マンションも対象です。
今回は、グリーン住宅ポイントをマンションで利用する際のポイントを中心にご紹介していきます。
■グリーン住宅ポイントとは
まずはグリーン住宅ポイントがどのようなものかをご紹介いたします。
・グリーン住宅ポイントとは?
グリーン住宅ポイントは、2021年に新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済の回復を目的に設けられた制度です。一定の性能があると認められた住宅の購入や、リフォームを行うことでポイントが発行されます。
発行されたポイントは追加工事や商品と交換ができるため、通常のリフォームを行うよりもお得にリフォームができますよ。
・グリーン住宅ポイントの対象
グリーン住宅ポイントの発行は住宅購入以外のリフォームでは、バリアフリー改修、断熱改修、耐震改修、エコ住宅設備、リフォーム瑕疵(かし)保険の加入などが対象です。
どんなリフォーム規模でも対象になるわけではなく、5万ポイントが最低発行ポイント数なので、5万ポイント以上のリフォームを行うことが必要です。
なお、通常1戸あたりの上限は30万ポイントですが、特例もあります。若者や子育て世帯によるリフォームや、住宅購入に伴うリフォームを行う場合は60万ポイントまで上限が上がります。
・グリーン住宅ポイントのスケジュール
グリーン住宅ポイントの対象となるのは、2020年12月15日~2021年10月31日に契約した物件や工事です。
ポイント発行申請は2021年3月29日~2021年10月31日までになっており、交換対象の商品を閲覧できるのは2021年3月下旬~2022年3月31日までの予定になっています。
また、ポイントの商品交換申し込みは2021年6月1日~2022年1月15日が予定されています。
終了期間などは変更されることがあるため、公式サイトで確認するようにしてください。
■グリーン住宅ポイントをマンションリフォームで利用するには
上記でご紹介したように、マンションのリフォームでグリーン住宅ポイントの申請対象になるのはバリアフリー改修、断熱改修、耐震改修、エコ住宅設備です。
グリーン住宅ポイントの申請方法を簡単にご紹介いたします。
・申請方法
ポイントの発行申請は建築工事の発注者、リフォーム工事の発注者、売買契約の購入者が行いますが、工事請負業者や分譲事業者が行うことも可能です。
リフォームの場合は、工事前と後で2通りの申請方法があります。どちらも必要書類を揃えて申請を行いますが、申請方法は郵送、窓口、オンラインの3種類から選べます。詳しくはグリーン住宅ポイントの公式サイトをご確認ください。
・必要書類
マンションのリフォームでグリーン住宅ポイントを申請する場合は下記の書類が必要になります。
①工事請負契約書の写し
②リフォーム内容に応じた性能を証明する書類※
③リフォーム業者が発行するリフォーム工事証明書※
④申請者の本人確認書類
⑤住宅証明書の写し
※工事前の申請では、リフォーム性能の証明書類は不要ですが、完了後に提出が求められます。工事前の申請ではリフォーム工事証明書の代わりにリフォーム工事計画書を提出しますが、同様に工事完了後に証明書の提出が必要です。
代理申請を行う場合には、代理申請者の確認書類も必要です。
■グリーン住宅ポイントの注意点
グリーン住宅ポイントを申請する場合は下記の2点に注意しましょう。
・ほかの助成金制度などを併用する場合は確認を
グリーン住宅ポイントの申請とほかの減税制度などを併用したい場合は、制度の運営元によって可否が決まります。グリーン住宅ポイントは国土交通省によって運営されているため、対象が同じ国の制度は利用できません。
そのため、地方自治体ごとにある制度の利用はできても、条件によっては対象外になるため、それぞれの条件をよく確認してください。
・交換商品も確認しておこう
現在、グリーン住宅ポイントの公式ホームページで、2021年6月1日から交換対象の商品が閲覧できるようになっています。商品交換だけでなく追加工事の交換も可能であり、非常に多くの商品が対象になっているため、早めに商品を確認しておくことをおすすめします。
特に追加工事の交換を行う場合は、申請に必要な書類などもあるため十分な準備期間を設けるようにしましょう。
グリーン住宅ポイントを活用することで、お得なリフォームが可能になります。マンションのリフォームやグリーン住宅ポイントで不安がある方は、ぜひアートリフォームにご相談ください。リフォームからポイント申請まで、アートリフォームがサポートいたします。