トイレにタイルが選ばれる理由は?見た目と機能を叶えるトイレタイル

トイレにタイルが選ばれる理由は?見た目と機能を叶えるトイレタイル職場や駅、ショッピングセンターなど公の場にあるトイレの床に目をやったことはありますか。
多くの場合タイルが使用されていますよね。実はトイレの床材をタイルにすることはとても理にかなっているのです。是非ご家庭のトイレの床もタイルにしてみませんか。
今回はトイレの床材に使用されているタイルについての内容です。

■トイレの床材にタイルを選ぶ理由

何故トイレの床材にタイルが選ばれやすいのかをご説明いたします。

・掃除のしやすさ

タイルの表面は凹凸が少なく、水を弾く特徴があるので、水はねなどは乾いた布で拭くだけで手軽に掃除ができます。水気がしみ込んでシミになってしまうということもありません。

・水気や洗剤に強い

無垢材などは水気に弱く、洗剤も使いにくい素材です。一方タイルは水気や洗剤に強いので、汚れが気になるときは洗剤を使って簡単に水洗いをすることができます。

・耐久性

トイレの床は水はねや湿気で非常に傷みやすい場所です。しかしタイルなら湿気や水気に強いので、長い間美しい状態で使うことができます。

・見た目

昔に比べると現在のタイルはバリエーションが豊富になりました。タイルの種類によっては木目調などもあり、便器や手洗い場の雰囲気に合わせてカモフラージュできます。

■トイレの床に使うタイルの種類

トイレの床に使うタイルの種類

トイレの床材として使われやすいタイルにはどのような種類があるのでしょうか。こちらで4種類ご紹介いたします。

・陶器タイル

釉薬(ゆうやく)を塗った陶器タイルには美しい光沢があり、つるつるして凹凸が少ないので掃除がしやすくなります。強度は磁器タイルに劣りますので、強度を確認してからリフォームを考えましょう。

・磁器タイル

磁器タイルの素材の特徴として、非常に硬く耐久性が高いという点が挙げられます。汚れが付きにくいので、トイレの床材に非常に向いています。ただし、磁器タイルは冷えを感じやすいので、気になる場合はスリッパなどを用意しましょう。

・せっ器タイル

せっ器タイルは劣化しにくく、高い耐候性が特徴のタイルです。釉薬を塗っていないものは温かさを感じる印象ですが、掃除のしやすさを優先する場合は釉薬を塗ったものがおすすめです。

・フロアタイル

フロアタイルは塩ビ素材のタイルで、豊富なデザインから選べるところが魅力です。素材が若干柔らかいので耐久性は他のタイルに劣りますが、価格が安く施工も簡単なのでリフォームがしやすいというメリットがあります。

フロアタイル

・タイルを選ぶときは用途区分に注意

トイレの床に使うタイルは、用途に合わせて作られたものの中から選ぶ必要があります。以下では、用途別のタイルの特徴を見ていきましょう。

<内装用タイル>
内装用タイルは、主に家の中の水回りに使います。
デザインを重視したものが多く、組み合わせによってさまざまな雰囲気に仕上がるのが特徴です。

<外壁用タイル>
建物の外壁に使うタイルで、雨風や紫外線、衝撃に強いのが特徴です。
落ち着いた色が多く、カラフルな印象のタイルはほとんどありません。

<床用タイル>
地面用のタイルで、人が歩いても割れないように硬くつくられています。
家の中用と外用の2種類に分かれ、汚れがつきにくく落としやすい加工や、滑りにくい加工が施されているのが特徴です。

<モザイクタイル>
1粒の表面積は50cm²、一辺あたり50mmほどの小さなタイルです。
バリエーションが多く、組み合わせることでアート作品のような空間がつくれます。

■トイレの床タイルをリフォームするといくらかかる?

トイレの床タイルをリフォームするといくらかかる?

最後にトイレの床タイルをリフォームするといくらかかるのか、相場をご紹介いたします。
ここではトイレの一般的な広さである1畳を目安にしています。

・ほかの素材からタイルにリフォームする

クッションフロアからタイルにリフォームする場合、床の解体と撤去費用が非常に低いため、およそ6万円前後でリフォーム可能です。ですが、タイルの種類などにこだわると費用は上がります。安ければ5万円台、高ければ12万円程度でリフォームできます。

・タイルからほかの素材にリフォームする

タイルからほかの素材にリフォームする場合は、タイルの解体費と撤去費がおおよそ1万5,000~2万5,000円ほどかかります。変更する素材がクッションフロアの場合だとコストは低くなりますが、フローリングだと高価になる可能性が高くなります。おおよそ7万円ほどでリフォームできます。安い場合は4万円以下でリフォームできることもあります。

タイルは見た目がおしゃれに仕上がるだけでなく、耐久性を保ちつつ手入れしやすいといったメリットがあるため、トイレの床材に非常に適しています。トイレの床材をタイルにリフォームしたいという方は、是非アートリフォームまでお気軽にご相談ください。

■トイレのタイルを掃除する方法も知っておこう

トイレのタイルを掃除する方法も知っておこう

トイレの床タイルを掃除する方法について、ご紹介いたします。

・定期的なお手入れ

水で絞った雑巾を使い、タイルを拭き上げましょう。
目地に弾性目地材が使われている場合は、モップや雑巾でタイルと一緒に全体を拭きます。
弾性目地材はやわらかく、ブラシやたわしを使って強くこすると傷が付くので、ご注意ください。

・タイルが汚れている場合

中性洗剤を溶かした水で雑巾を濡らして固く絞り、タイル全体を拭き上げます。
そのあと、きれいな水で絞った雑巾を使って、洗剤が残らないように拭き取りましょう。
落ちにくい汚れには、ナイロン不織布スポンジかメラミンスポンジがおすすめです。

・目地が汚れている場合

塩素系漂白剤を水に薄めて雑巾を浸し、汚れている部分を軽くたたいて汚れを吸い取ります。
落ちにくい汚れにはティッシュをかぶせ、上から漂白剤を5~10分程度染み込ませるとよいでしょう。
なお、塩素系漂白剤を使う際は、十分に換気をしてください。
また、酸素系漂白剤と混ぜると有害なガスが発生するので、注意書きの指示に従って使用しましょう。

■トイレの床材はタイル以外にも種類が豊富

トイレの床材はタイル以外にも種類が豊富

トイレの床材には、さまざまな種類があります。
種類ごとの特徴を見ていきましょう。

・クッションフロア

タイル調やフローリング調、大理石模様など、色やデザインが豊富なうえ、価格が手頃で、リフォーム費用を抑えられます。
耐水性の高さに加えて、汚れが付きにくく落としやすい一方、ベタつきやすい点がデメリットです。
また、掃除の際は強い力でこすると傷が付いてそこから汚れが染みつくため、注意する必要があります。

・フロアタイル

塩化ビニル樹脂をタイル状に加工した床材で、クッションフロアよりも耐久性があります。
傷が付きにくいうえ洗剤にも強いので、トイレの床に適した素材と言えるでしょう。
デザインの種類が豊富で、タイル調以外にもフローリング調や大理石模様などがあります。

・フローリング

トイレと廊下の雰囲気を揃えたい方におすすめの床材です。
ただし、基本的にフローリングは水分に弱いため、水分や洗剤、汚れ、傷、アンモニアに強い加工が施されたものを選びましょう。

・コルク

コルク樫の樹皮を粒状に加工し、焼き固めたあとでフローリング状やタイル状に圧縮成形した床材です。
コルクは耐久性や断熱性に優れており、適度に弾力性もあるので、足腰の弱い方や小さな子どもがいるご家庭におすすめです。
トイレの床材として使用する場合は、水分や洗剤、汚れにくくなる加工を施したものを選びましょう。

■トイレの床材を選ぶ際に確認したいこと

トイレの床材を選ぶ際に確認したいこと

トイレの床を美しく保つには、床材を選ぶ際に以下の要点を確認しておく必要があります。

・掃除のしやすさ

トイレの床には汚れや跳ね返った水が飛び散っているため、こまめに掃除をする必要があります。
掃除のしやすさを重視するなら、凸凹やつなぎ目のないフラットな床材がおすすめです。

・耐久性/耐水性

トイレは毎日何度も使用するので、傷や劣化に強い素材を選びましょう。
また、掃除の際に水や洗剤を使用しても問題がないかを確認しておくことも重要です。

・汚れにくさ

防汚加工を施した床材は汚れが付きにくいため、お手入れの頻度と手間を減らせます。
掃除をしても、においが残ると感じるなら消臭作用のある床材がおすすめです。
同様の効果がある壁紙と一緒に使うと、トイレ内のにおいが気になりにくくなるでしょう。

・リフォームのしやすさ

トイレは使用頻度の高さから、経年劣化を避けられません。
そのため、できるだけ低価格の素材を選ぶと、リフォーム費用を抑えられます。

・バランスも重要

機能性も重要ですが、おしゃれなトイレにしたいなら壁紙との調和も大切です。
木目調ならカントリー風に、シンプルなデザインならシックで高級感のあるトイレに仕上がるでしょう。
アートリフォームのトイレリフォーム詳細はこちら

■壁にモザイクタイルを使えばトイレがおしゃれに見える

壁にモザイクタイルを使えばトイレがおしゃれに見える

トイレの床だけでなく、壁にモザイクタイルを使えば、おしゃれな雰囲気に仕上がります。

・モザイクタイルとは

見た目がカラフルで手頃に購入できるため、インテリアやオリジナル雑貨づくりなど幅広く使われています。シート状になった扱いやすいユニットも販売されており、作業するときの手間と時間を短縮可能です。

・ユニットは2種類

シート状のユニットには、「表面紙張り」と「裏面ネット張り」の2種類があります。

<表面紙張り>
タイルの表面に紙が張ってあり、色や柄が見えません。
表面の紙はタイルを固定するためのもので、作業が終われば濡らして剥がします。コーナー部分も素早くきれいに張れますが、タイルが見えないので完成イメージをつかみにくく、素人には扱いにくいと感じるかもしれません。

<裏面ネット張り>
タイルの裏にネットを張ってつないであるので、仮置きだけで完成時の全体像が把握できます。
また、表から位置を確認できることから、初心者にもおすすめです。
ただし、裏面のネットが伸びるため、慣れないうちはまっすぐ張るのが難しく感じるかもしれません。

・モザイクタイルの材質

モザイクタイルの材質は、タイルの他にもガラスや大理石などがあります。
ガラスモザイクは、透明のガラスに色を付けたものや色付きのガラスを加工したものなどがあり、光の加減でさまざまな質感を楽しめるのが特徴です。
大理石モザイクは、天然の大理石を加工したもので「マーブルモザイク」とも呼ばれます。

・デザインが選べる!モザイクタイルの形

一般的な正方形や長方形の他にも、円形や三角形、六角形、八角形、ランタン型、幾何学模様といったおしゃれな形のものも選べます。色や形でトイレの雰囲気をガラリと変えられるため、どんな雰囲気に仕上げたいのかをあらかじめ明確にしておきましょう。

■モザイクタイルを使ったおしゃれなトイレのアイディア

モザイクタイルを使ったおしゃれなトイレのアイディア

モザイクタイルを使ったレイアウトのアイディアをご紹介いたします。

・縦長タイルをアクセントにした例

白を基調にしたトイレの一部に、色付きの縦長タイルを一直線に並べてアクセントをつけたデザインです。
明るい色の縦長タイルを選ぶと、白と馴染んで爽やかな雰囲気に仕上がります。

・白くて丸いタイルを敷き詰めた例

白一色のトイレは無機質な雰囲気になりがちです。
タイルの形を丸型にすれば、おしゃれな見た目に変わります。
丸形などの角が少ないタイルは、張ったあとに目地が目立つので、小さなサイズを使うのがおすすめです。

・ポップなモザイクタイルを使う例

色とりどりのモザイクタイルをアクセントクロスのように使えば、トイレがポップな空間になるでしょう。
ペーパーホルダーや床にダークな色を取り入れると、タイルの色がよく映えます。

■おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介!

 

・アートリフォーム事例①

新築マンションを購入されたお客様のリフォーム事例です。高級感溢れるおしゃれな雰囲気に仕上がりました。全体的に暗めの色を採用。ガラスや間接照明、キラキラと輝く貝殻のタイルが部屋の中を高級な雰囲気に引き立てています。窓から見える綺麗な夜景とマッチした、大人っぽい雰囲気のお部屋です。

アートリフォーム事例①

【新築マンションリフォーム事例】壁を取って開放感を

・アートリフォーム事例②

『箕面の“ノイカフェ”のような空間にしたい。』というお施主様の希望で、カフェのイメージを住まいに取り入れました。お施主様と大工さんで連携しながら、タイトなスケジュールの中で空間をリフォーム。珪藻土と無垢フローリングを基調に、窓が多いという特徴を生かして風通しを工夫。室内窓も取り入れたカフェ空間が完成しました。

【おしゃれなリフォーム事例】カフェのイメージを住まいに

・アートリフォーム事例③

シンプルなモダンリノベーションを施工しました。空間をワンルームにすることで、仕事をしたり、寝たり、TVを見たり、食事をしたり、すぐにいろんなことに取り掛かることができます。浴室にはスピーカーが内蔵され音楽を聴きながらお風呂に浸かることができます。また、風呂場をブルーライトで照らすことで、一瞬にしてリラックス空間の出来上がりです。

【おしゃれなリフォーム事例】モダンリノベーション

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