ダクトレールでお部屋をワンランク上の上質空間に!
おしゃれ上級者にとって、お部屋のインテリアや照明にもこだわりたいポイントがありますよね。
そこで、今回はダクトレールのご紹介をしたいと思います。
ダクトレールはただの照明器具とは違い、お部屋にアクセントを作ってくれる素敵なアイテムです。今までのお部屋に物足りなさを感じていた方にはぴったりかもしれませんよ!
■ダクトレールについて
・ダクトレールはどんな照明?
ダクトレールとは、レール状の配線器具で、内側に電気が通っており、好みの照明が吊り下げられるようになっています。
ライティングバー、ライトレールなど複数の呼び名がありますが、どれも同じ機能を果たします。
ダクトレールはもともと舞台照明や美術館、店舗などで利用されていました。
ここ数年はおしゃれなインテリアとして一般家庭にも広く普及してきているようです。
・ダクトレールを設置するメリット
ダクトレールだからこそ得られるメリットをご紹介いたします。
「自由に照らす位置が変えられる」
吊るした照明は、レール上を自由に移動させることができます。
お気に入りのインテリアを照らすスポット照明として使えば、空間にメリハリが出ます。
方向を変えられる照明を設置すれば、落ち着いたカフェのような雰囲気が楽しめます。
「模様替えにも対応しやすい」
照明以外のものを吊るせるのも、ダクトレールだからこそできる演出ポイントです。
模様替えに合わせてグリーン、クリスタル、カゴなどを自由に吊るせば、インテリアに立体感が出て個性が溢れます。
・自宅にも取り入れられる?
ダクトレールの取り付けは、リフォームか簡易ダクトレールのどちらか。
簡易のダクトレールなら、業者に工事を頼まなくても手軽に取り付けることができます。
現在の照明を外し、ダクトレール専用のプラグを取り付け、照明のコードをプラグに挿しこむだけ。あとは好きな位置に照明を移動させれば完成です。
簡易のダクトレールを設置する際は、許容電流を超えないよう注意してください。
ダクトレールで本物のカフェのような部屋を演出したいときは、リフォームを利用するのがおすすめです。
プロによる施工は見た目がスッキリするので今までにない上質な空間になること間違いなしです。
■ダクトレールのリフォームポイント
・費用や相場について
ダクトレールの取付けで気になるのは費用ではないでしょうか。
「リフォーム」
リフォームでの取付けはトータルで3~5万円ほどかかります。
内訳は、天井にダクトレールを埋める工事費用、ダクトレール、ライト本体の費用です。
レールの長さやライトの数で料金が変わるので、詳しい金額はリフォーム業者に確認してください。
「簡易ダクトレール」
レール代とライト本体だけで設置が完了します。
既存のシーリングライトにプラグを挿しこむだけなので、工事費用はかかりません。
家電量販店などを利用すると、スタッフから色々なアドバイスがもらえ、必要な道具の購入もれを防げますよ。
・ワット数について
ダクトレール1本あたりの最大ワット数は1500ワットまで。
照明を複数取り付ける際は、電流の合計が容量をオーバーしないように注意しましょう。
最大ワット数の考え方は、レールの本数とスイッチの数を参考にするのがポイントです。
「スイッチが1つのとき」
ダクトレール1本で1500ワット、ダクトレール2本ならば合計が1500ワットになるよう調整して使います。
「スイッチが2つのとき」
ダクトレール1本で1500ワット、ダクトレール2本ならば3000ワットまで利用可能になります。
一般的に15畳のリビングで600ワット程度が丁度良い明るさといわれているので、ダクトレール照明だけでも十分明るくなることが分かります。
■ダクトレールでおしゃれな空間にする実例
・お気に入りの絵画や小物に光を当てると博物館のように
壁に飾ったオブジェクトに向けてスポットを当てれば、まるで博物館の壁のようなインテリアが作れます。
・ペンダントライトでカフェ風リビングに
天井からペンダントライト吊るせば、ダクトレールのスイッチを入れるだけで、おしゃれなマイカフェに早変わりします。
・照らす位置がお部屋のアクセントに
照明で照らしたポイントが部屋のアクセントになり、空間全体がアートのように目に映えます。
「ダクトレールはおしゃれな空間しか似合わない」そんな思い込みを持っていませんか。
レールの長さや本数、ライト本体、照明の色によって多種多様なパターンが生まれるので、自分の理想に近い照らし方がきっと見つけられます。
簡易ダクトレールは低コストで便利ですが、見た目をすっきりさせるならリフォーム会社に設置を依頼することをおすすめします。
リフォーム会社にはさまざまな施工データが保管されているので、新鮮な提案をしてもらえますよ。