洗面所のリノベーションは何に気を付けるべき?費用やコツ大公開!

洗面所のリノベーションは何に気を付けるべき?費用やコツ大公開!

洗面所がきれいだと、なんだか気分がいいと感じる方は多いのではないでしょうか。洗面所は水を使うため、住宅の中では汚れが付きやすい場所です。もし傷みや汚れが気になる場合はリノベーションを考えてみませんか?
今回は洗面所のリノベーションの費用やコツをご紹介いたします。

■洗面所のリノベーションの内容

洗面所をリノベーションすると印象が変わるだけでなく、使い勝手もよくなります。

・どんなリノベーションができる?

どんなリノベーションができる?

リノベーションができる箇所をご紹介いたします。

<洗面台の交換>
洗面台には洗面ボウル、水栓、収納の一式が揃ったユニットタイプや好きなパーツを選んで組み合わせるオリジナル洗面台など、複数のタイプがあります。

予算や好みに合わせて選びましょう。

<壁紙/床材の張り替え>
防カビ・消臭加工が施された機能性壁紙へ変更したり滑りにくく耐久性のある床材へ張り替えたりなど、目的に応じてリノベーションが可能です。

好きなテイストで統一して、おしゃれな洗面所へリノベーションしましょう。

<照明の設置>
洗面所全体を照らすシーリングライトや部分的に照らすブラケットライトなど、種類が豊富です。電球の色や明るさ、器具のデザインによっても洗面所の雰囲気は左右されます。

<収納スペースの設置>
収納量の大きな洗面台に交換したり収納棚を増やしたりなど、さまざまな方法があります。
収納したいものに合わせて、収納力に優れた洗面所へリノベーションしましょう。

・費用や工期は?

最低限の設備でいい場合は、洗面所のリノベーションは20万円程度から可能です。洗面台の交換のほか、クロスや床材の張り替えが行えます。
洗面所がそれほど広くない場合は、工期も1日で終わることが多いため、手軽に行えるリノベーションといえます。

・どんなことで費用が変わりやすい?

洗面所のリノベーション費用で大きく影響を与えるのは洗面台のグレードと大きさです。収納と洗面台が大きくなると高額になりやすくなっています。
安いものであれば、洗面台は10万円以下からありますが、化粧品を置きたい場合は十分なスペースが確保できないことがあります。収納をそれなりに確保しようとすると、15万円程度の洗面台を選ぶと良いでしょう。ハイグレードなものになると、20万円以上の高級感がある洗面台を選ぶことができます。
また、洗面台の場所を変える場合は配管の工事が必要になるため高額になり、工期も長くなってしまいます。

・ユニットタイプとカウンタータイプの違い

洗面台にはユニットタイプとカウンタータイプがあります。
大きな違いとして、ユニットタイプは洗面器や収納がすべてセットになっており、比較的相場も安いという点です。一方カウンタータイプは、洗面器や収納などが自由にカスタマイズできるため、サイズやデザインを自分好みにしやすいという特徴があります。ただし費用はユニットタイプよりも高額です。

・洗面台を選ぶポイント

洗面台は、生活スタイルや家族の人数に合わせて選びましょう。

<サイズ>
間取り変更をして洗面所自体を広げるなら、大きいサイズの洗面台にリノベーションするのもおすすめです。
大きい洗面台なら、朝の時間帯など同時に複数人で使用しても混雑しにくく、身支度が効率的に進みます。
洗面所を広げない場合は、既存の洗面台と同じサイズを選ぶとよいでしょう。

<洗面ボウル>
洗面ボウルの形やデザイン、素材を比較します。
おしゃれさを優先するなら置き型、使いやすさを求めるなら埋め込み型がおすすめです。
素材は、陶器や人工大理石、ホーローなど複数の種類があるので、お手入れのしやすさや耐久性を考慮して選びましょう。

<収納>
洗面台がどれくらいの収納力を備えているかも確認しましょう。
既製品だと、鏡の裏や洗面台の下に収納スペースを設置した設計が一般的です。
洗面台の下に設置される収納には、開き戸タイプや引き出しタイプ、混合タイプがあります。

<水栓>

<水栓>

洗面台によく使われるのは、温水と冷水のハンドルが分かれた混合水栓と、1つのハンドルで水温を調節するシングルレバー水栓です。
他にも、水に気泡を含ませる泡沫水栓や、蛇口がホースのように伸びるシャワー水栓などもあります。
水栓は使いやすさに加えて、水跳ねや節水効果、衛生面なども考慮して選びましょう。

<鏡>
一面鏡のほか、両サイドの鏡を開くことで三面鏡として使える製品があります。
シンプルなデザインを好むなら一面鏡、身だしなみのチェックに使用したいなら三面鏡が便利です。

<照明>
洗面所に窓がある場合でも、洗面台には照明が必要です。
細かい部分まで見えるように、全体を均等に照らせるかをチェックしましょう。

■狭い洗面所もリノベーションで生まれ変わる

狭い洗面所もリノベーションで生まれ変わる

洗面所が狭いと感じる場合は、どのようにリノベーションすれば使い勝手がよくなるのでしょうか。

・洗面台を交換する

大容量の収納を備えた洗面台に交換すると、洗面所で使用するものや掃除道具などをまとめて保管でき、すっきりとした印象に仕上がります。
鏡の奥に収納スペースがあるものや横に棚が取り付けられたものなど、さまざまなタイプがあるので、収納するものに合わせて選びましょう。

・収納を設置する

洗面所が狭いと感じる原因に、ものの多さが挙げられます。
ものが溢れていると見た目も使い勝手も悪くなるので、新たに収納を設置するのもおすすめです。
また、収納する際はカゴやボックスで仕切ると、細かいものもすっきりと片付きます。
収納場所を決めておけば、どこに何を保管しているのかもすぐにわかるので、使い終わったものを戻すときも迷子になりません。
なお、片付ける際は、動線を意識するのもポイントです。

・洗面所を広げる

思い切って間取りを変更し、洗面所自体を広げるリノベーションもおすすめです。
洗面所に隣り合う部屋を取り込めば狭さが解消され、使い勝手もよくなるでしょう。
ただし、洗面所を広げるリノベーションは工事の規模が大きくなるので、家族とよく話し合って計画を立てることが大切です。

・収納方法も見直すのもおすすめ

収納の方法を見直すことで、洗面所を有効に使えるようになるかもしれません。

<壁や空間を利用する>
壁面や洗濯機の上、収納家具の上などに空間があるなら、フックや突っ張り棚を設置しましょう。
重いものの収納には向きませんが、軽いものなら保管できます。
また、床にものを置かないことで湿気対策になるほか、掃除機がかけやすくなるので、おすすめです。

<収納するものを考える>
洗面所に収納するものを厳選し、頻繁に使わないものやストック品は、別の部屋に移動させるのもおすすめです。
収納する際は、カゴにまとめたり重ねたりしてコンパクトにまとめましょう。

<タオルを買い替える>

<タオルを買い替える>

洗面所に収納するバスタオルの大きさを変えてみるのもよいかもしれません。
通常のバスタオルはかさばるため、買い替える場合はハンガーに干せる程度のサイズがおすすめです。
コンパクトに収納でき、スペースに余裕が生まれるでしょう。

■洗面所のリノベーションを成功させるコツ

洗面所のリノベーションを成功させるコツ

洗面所のリノベーションを成功させるにはこれからご紹介する4つの点に注意してください。

・洗面所の使い方を考える

日頃、洗面所をどのように使っていますか?ただ顔を洗う、化粧をする場合なら化粧品をしまう収納と顔を洗う場所が確保できれば問題ありませんが、脱衣所と兼用している場合などは注意が必要です。
脱衣所を兼用している場合はより多くの収納が必要になるでしょうし、着替えを行うスペースを考えて洗面台を選ぶ必要があります。また、洗濯機が近くにある場合は家事動線を邪魔しない配置にすることがポイントです。

・費用を抑える方法

洗面所のリノベーション費用を抑える方法として、ユニットタイプの洗面台を選ぶことが挙げられますが、他にも水回りのリフォームに強い業者へ依頼することが大切です。洗面所のリノベーションはリフォーム業者によってセットパックになっていることもあり、割安でリノベーションすることができます。

・洗面所の高さについて

洗面所の高さについて

使いやすい洗面所にするために洗面台の高さも慎重に選びましょう。低すぎたり、高すぎる洗面台は腰への負担が大きくなります。使いやすい洗面台の高さは一般的に身長の半分とされています。洗面台は75cmと80cmの高さが主流ですが、中には85cmの高さのものもありますので、ショールームなどで使いやすい高さを体感してみましょう。

・洗面ボウルの選び方

洗面ボウルの形や深さも使いやすい洗面所にリノベーションするには欠かせない要素です。幅が狭いと水が飛び散りやすい問題もあります。水が飛び散りにくいボウルのサイズとしては、幅が75cm以上のものを選ぶことをおすすめします。また、深めのボウルにすることも効果的です。

洗面所は水回りなので、汚れなどが気になる場合はクロスなどとまとめてリノベーションすることをおすすめします。
一気に新品のような洗面所にできるため、気分がいいですよ。
アートリフォームではお客様に合わせた洗面所のリノベーションをご提案しています。
洗面所のリノベーションをお考えの方は、ぜひアートリフォームにお任せください。

■洗面所のリノベーションを成功させるコツ

洗面所のリノベーションがうまくいく秘訣をご紹介いたします。

・デザインだけで選ばない

デザインに気を取られると、使い勝手や機能などを後回しにしがちです。
最近は見た目や機能性、利便性を備えた洗面台が豊富なので、製品の特徴をしっかりと見比べましょう。

使い勝手をよくするためにも、リノベーションの目的を忘れないようにしてください。

・収納スペースの確保

収納スペースの確保

収納スペースは、ただ増やせばよいわけではありません。出し入れがしやすいよう、必要な量を最適な場所に配置することがポイントです。

・おしゃれさを演出するには

リノベーションを機に、洗面所の雰囲気を一変させてみませんか。

<タイルを採用する>
洗面所にモザイクタイルを貼れば、おしゃれなカフェのような見た目に仕上がります。
タイルは防水性が高い反面、目地にカビが生えやすいので、水が跳ねない部分に採用しましょう。

<木製のカウンターも人気>
木製のカウンターを設置すると、ナチュラルテイストの洗面所に生まれ変わります。
木材はラタンやアイアン、布製のバスケットなどと相性がよく、オリジナルのコーディネートを楽しめる点も魅力的です。

<見せる収納を設ける>
あえて扉を取り付けない見せ方もおしゃれです。タオルやバスケットを収納するほか、観葉植物を飾ると、ホテルライクな洗面所に仕上がります。

<個性的なパーツを選ぶ>
既製品に満足できない場合は、自由度の高いオリジナル洗面台を検討しましょう。

さまざまな材質から好きなデザインのパーツを選んだり鏡や棚のサイズをオーダーしたりなど、個性を出したい方におすすめです。

■洗面ボウルにもこだわってリノベーション

洗面ボウルにもこだわってリノベーション

洗面ボウルは、形や素材の種類が豊富です。

・洗面ボウルは主に4種類

洗面ボウルの形は使い勝手を左右するので、適したものを選びましょう。

<置き型>
カウンターの上に置くタイプで、デザイン性の高さが魅力です。大きめのサイズを選べば水が跳ねにくく、お手入れも比較的手軽に行えます。

<埋め込み型>
洗面ボウルがカウンターに埋まっているため、すっきりとした印象です。
ボウルの位置を少し横にずらすと、カウンターが広く使えます。

<半埋め込み型>
洗面ボウルをカウンターに半分だけ埋め込んでいるため、ボウルにヘリがあります。
置き型のおしゃれな見た目と、埋め込み型の使い勝手を両立させたタイプです。

<壁付け型>
洗面ボウルが壁から飛び出たコンパクトな設計です。狭い洗面所に採用されることが多く、ボウルの下を収納スペースとして使えます。

・使用される素材は3種類

洗面ボウルの素材は、お手入れのしやすさにもかかわります。

<陶器>
手頃なわりに高級感がある人気の素材です。小さな傷が付きにくく、お手入れがしやすい特徴もあります。

ただし、衝撃に弱いので、重いものを落とさないよう注意しましょう。

<ホーロー>
調理鍋にも使われる素材で、傷に強く耐火性に優れています。
素材のベースが金属で強度がある半面、表面のガラスコーティングが剥げると水が浸透してサビが生じるでしょう。

また、取り扱うメーカーが少ないので、気に入った製品が見つかりにくいかもしれません。

<人工大理石>
なめらかな手触りと、お手入れのしやすさが特徴の素材です。安価でデザインも豊富なため、人気があります。

素材の一部に樹脂が使われているので、割れる心配はありませんが、経年により小さな傷や汚れが付きやすいことが弱点です。
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