壁のリノベーションはどんなことができる?費用や施工方法についてご紹介!
壁は住宅の空間を遮るだけでなく、住宅の耐震性にも関わる重要な場所です。リノベーションを考える際は壁の扱いも意識しましょう。
今回は壁のリノベーションを考えている方に向けて、壁のリノベーションの種類や費用などについてご紹介いたします。
■壁のリノベーションの種類
壁のリノベーションには大きく分けて2種類あります。
・壁材の変更
クロスの張り替えだけでなく、クロスから土壁にする施工や、反対に土壁からクロスにする施工が挙げられます。
壁材は素材によって様々な効果があり、見た目を変えるだけでなく調質性を高めたり、断熱性を向上させたいときにも有効です。また壁の表面だけでなく、壁の基礎部分に断熱材を入れる施工もあります。
クロスの張り替えだけなら5万円ほど、壁材を変更する場合は5~12万円が相場ですが、使用する素材や施工範囲によっても変動します。
・壁の数を変える
広い部屋に壁を増やすことで大きな間取り変更をせずに部屋数を増やす、反対に壁を撤去して2部屋を大きな1つの部屋に変えることができます。
ただし、壁は住宅を支える役割や防火性を高める役割を持っていることもあり、住宅によっては変更が難しいこともあるので注意が必要です。
費用としては、壁を撤去する方が高くなります。壁を減らす場合は相場が25~50万円、壁を増やす場合は5~15万円ほどになりますが、壁の大きさなどによっても変動します。
■壁はDIYでリノベーションできる?
最近はDIYの人気が高まっているため、自宅の壁をDIYしようと考える方もおられるかもしれません。しかし、DIYでは壁のリノベーションでできることとできないことがあります。
・DIYでできること
DIY初心者でも、クロスの張り替えなら可能です。
最近はホームセンターなどで簡単に使用できる接着剤付のクロスや、塗料が手に入るため挑戦しやすいのではないでしょうか。
・DIYでできないこと
壁の一部にアクセントクロスを貼るなどの簡単で難易度が低いものであれば、DIYをしても問題ありませんが、壁の下地にまで触る必要があるリノベーションなどは素人にはおすすめできません。
たとえば、DIYに慣れている場合は壁材の変更をDIYで行おうと考える方がおられるかもしれません。しかし、珪藻土や漆喰といった壁材の変更は技術が不足しているとひび割れしやすく、せっかくリノベーションを行ってもすぐに補修が必要になることがあります。そのため安易に挑戦することはおすすめできません。また、塗り方で壁の印象が大きく変わるため、技術が足りず、イメージ通りに完成できないといったことも考えられます。
・壁のリノベーションはDIYしない方がいい!?
DIYで壁の数を変えるリノベーションを行うことはやめておきましょう。特に壁を撤去するリノベーションはおすすめできません。
前述で少しご紹介しましたが、壁には空間を区切るだけでなく、耐震性や防火性といった役割もあります。そのため、知識がないまま撤去をすると住宅に問題が発生する危険性が高まります。
また、壁を作る場合も素人では十分な防音性を保てないことがあります。せっかく壁を作っても隣の部屋から音が伝わりやすくなる可能性があります。十分な強度と防火性がないと、災害のときに壁が倒れるリスクもあるでしょう。
安易に壁の数をDIYで変更することは避け、プロに相談してください。
住宅のリノベーションは見た目だけでなく、安全性や機能性も大切です。
壁のリノベーションを考えている方は是非、施工実績が豊富なアートリフォームへご相談ください。
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