トイレリフォームは腰壁リフォームがおすすめ!腰壁のメリットとは
「腰壁」といわれてピンとくる方は少ないかもしれませんが、実際に目にする機会は多くあります。
今回、腰壁をおすすめしたい理由は、汚れやすいトイレの壁に用いることで得られるメリットがあるからです。これからトイレのリフォームを考えている方には一度ご検討いただきたい施工方法です。是非ご一読ください!
■トイレの壁におすすめのリフォーム、腰壁とは?
・腰壁とは
腰壁(こしかべ)とは「床からおよそ90~120cmの高さにかけて木の板などを張り付けて仕上げられた壁」のことを指します。なぜ腰壁をするのかと言うと、腰の高さほどの壁は傷などが付きやすいため、木の板で補強するためという理由があります。
既にある壁の上から施行することもできるので、リフォームで採用しやすいのがおすすめポイントの一つと言えます。
・トイレの壁を腰壁にするメリット
トイレの壁には、便器からの水はねやアンモニアなどが多く付着しています。
特に、床から近い壁の下半分は、さまざまな汚れが集中しており掃除も大変になります。
トイレに防水・防汚加工などが施されている腰壁を取り入れることで掃除の負担を減らし、またニオイの原因となるアンモニアの付着を防いで、トイレにニオイがこもらなくするなど、快適に使用できる理由が数多くあります。
■トイレリフォームで腰壁にする費用相場や注意点は?
・腰壁にする費用相場
腰壁の素材で人気なのは次の3種類です。それぞれの素材別に費用相場をご紹介いたします。
<パイン材>
無垢の木の板を用いた腰壁で、費用は1㎡あたり約1万円から施行可能です。
<パネル材>
樹脂製の素材を用いた腰壁で、費用は1㎡あたり約1万5千円からです。
<シート材>
傷などが付きにくい素材で、費用は1㎡あたり約1万円からとなっております。
ご紹介した相場は、もっともスタンダードなタイプのものですので、素材やデザインにこだわると費用は高くなります。
・トイレで腰壁を用いる際の注意点
腰壁は傷や汚れなどから壁を守るためや、デザイン性を良くするためなどさまざまな取り入れられ方をしています。メリットの多い腰壁ですが、取り入れる際には注意しなければならない点がいくつかあるのでご紹介いたします。
<リフォーム費用が高くなる>
腰壁に使用されている素材は壁紙よりも高価な場合が多く、壁全面の壁紙を貼り替えるときよりも費用がかさんでしまう傾向にあります。
<貼り替えがむずかしい>
腰壁に貼り替えやすい素材を使用している場合は、一部分の貼り替えだけで済むのであまり手間はかかりません。ですが、木材などを使用している場合は、貼り替えようと思っても取り外すのがむずかしく、時間がかかってしまいます。
<ホコリが溜まりやすい>
腰壁には「押緑」というものを用いて継ぎ目を隠します。
押縁の上にはホコリが溜まりやすく、きちんと掃除をしなければ見栄えが悪くなってしまいます。こまめに掃除をすることを心がけ、清潔感を保ちましょう。
<全体のバランスがむずかしい>
トイレ内部のデザイン性を上げる役目としても使用される腰壁ですが、設置することで雰囲気が大きく変わるため、素材や色選びを間違えると全体的にバランスの取れていないトイレに仕上がってしまいます。
トイレはリラックスする空間としても親しまれているため、見た目のバランスを損なうと少し落ち着かなくなるかもしれません。実際に腰壁を取り入れる前に、リフォーム会社と相談しながらしっかりとシミュレーションを行いましょう。
腰壁は、傷や汚れなどから壁を守るだけでなくデザイン性の向上などにも役立ちます。
取り入れる際には注意点などもありますが、きちんと対策をして気をつければ問題ありません。ぜひ、腰壁の導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
腰壁の設置やご相談はアートリフォームまでお気軽にどうぞ。
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