【10年後も満足】外壁リフォームの色選びに失敗しないための方法
外壁リフォームの失敗でよくあるのが「実際の仕上がりがイメージと違う」「汚れが目立つ」「他の建材との相性が良くない」というものだそうです。
これらに共通するものは何だと思いますか。
答えは「色」です。
外壁リフォームを一度行うと、10年は変更することができないため、外壁の色を選ぶときは慎重に計画を進めましょう。
今回は外壁リフォームで失敗しないための色選びについてご案内いたします。
■外壁リフォームで失敗しない色選びのポイント
外壁の色選びで失敗を回避するには5つのポイントがあります。
・色見本と実際の面積は違う
一般的に、明るい色は小さな面積では少し暗く見え、暗い色は少し明るく見えてしまいます。そのため、外壁の広い範囲を塗った際に「思っていた色と違う」という現象が起こります。実際は目の錯覚によるもので、異なる色を塗っているわけではありません。
・玄関ドアや屋根との相性を忘れない
外壁の色を決める際、壁の色だけで考えていませんか?外観の印象は屋根や窓、玄関ドアとの組み合わせによって大きく異なります。デザインや質感は外壁以外の部分との相性を考えて決めましょう。
・仕上がりの色はサンプルの通りとは限らない
PC画面などでサンプルの色を見せてもらった場合、仕上がりが画面の色と全く一緒になるとは限りません。これはディスプレイの色設定による見え方の影響を受けていることや、外壁に太陽光が当たって色の見え方が変わるためです。サンプルは大まかなイメージとして捉えましょう。
・ツヤの具合も考慮する
外壁に使用する塗料は種類によってツヤの入り方が異なります。ツヤの入り方はツヤ消し(ツヤなし)、三分、五分、七分の4つに分類されます。ツヤの確認は晴れている日に日光が当たっている場所を参考にしてください。
・施工後の写真があれば見せてもらう
もし希望する外壁の色と同じ色で施工した写真があれば、必ず見せてもらいましょう。見るポイントは、日光が当たっている部分と影になっている部分の2つです。天候による見え方を確認することができます。
■外壁リフォームで色選びに成功するポイント
外壁の色選びを成功させる3つのポイントをご紹介いたします。
・先に家の印象を決めておく
まずはどんな印象の住宅にしたいのかを考えましょう。落ち着いた印象や、かわいい印象など、あらかじめ決めておくことで候補となる色をある程度まで絞ることができます。
・家の印象に近いトーンを選ぶ
印象の次はトーンを決めましょう。例えばシックな印象の住宅にしたい場合、寒色系と暖色系では完成イメージが大きく異なります。また、「この色は避けたい」と思う色調がある場合はメモしておくことをおすすめします。業者と相談しやすくなりますよ。
・ネットでキーワード検索してみる
ネット検索も外壁の色を決めるための有効な手段です。例えば「カントリー風の住宅にしたい」と思った場合、キーワード検索をすることで参考になる画像がいくつか表示されます。その中から自分のイメージに近い住宅の配色を見ておきましょう。
■外壁をリフォームしておしゃれな家を目指そう!
最後に人気が高い外壁の色を5種類ご紹介いたします。
・リフォームで人気の高い外壁の色
<グレー系>
汚れが目立ちにくく、シックでシンプルモダンな印象を与えることができます。周囲の建物との相性が良いというメリットがあります。
<ブラウン系>
こちらも汚れが目立ちにくく、周囲にある建物との相性が良い色です。温かみのある印象を与えることができますよ。
<ベージュ系>
周辺の住宅はもちろん、自宅の屋根や玄関、窓との相性が良く使いやすい色です。白よりも汚れが目立ちにくく、温かみのある住宅になります。
<ホワイト>
汚れが目立ちやすいというデメリットがありますが、清潔感と開放感があり、おしゃれな印象を与えます。
<ブラック>
ブラックは汚れが目立ちにくそうなイメージが強いですが、実はホワイト同様、汚れが目立ちやすい色です。しかし、ブラックから醸し出されるスタイリッシュで洗練された都会的な印象は他の色には出せません。
外壁の色選びは複雑で大変だと感じる方も多いかもしれません。まずはどのような住宅にしたいのか、印象や方向性を明確にしておきましょう。
アートリフォームではお客様の希望に寄り添ったご提案をさせていただきます。外壁の色選びにお悩みの方は是非アートリフォームにご相談ください。
アートリフォームのマンションリノベーション詳細はこちら
■おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介!
・アートリフォーム事例①
アウトドア用品、スノーボード、自転車を趣味に持つご主人。そんなご主人のアウトドア用品、スノーボード、自転車を十分に置ける土間空間がとても印象的です。土間空間はガレージ横にあり、掃き出し窓もあるので、車からすぐに下ろすこともできます。また、全体的にコストを抑えつつ無垢な空間を演出。元々あった家具に合うシンプルな空間に生まれ変わりました。
【中古戸建リフォーム事例】中古戸建を、木と土間とアトリエがあるシンプル空間に
・アートリフォーム事例②
元々あったキッチンの場所を変更することで、間取りを大胆にチェンジ。広々としたリビングが念願だったお施主様の夢が叶いました。リビング部分とダイニング部分とで異なる表情のフロアタイルを施工。お子様のチョイスで、テレビ裏の壁の色を海の色にしました。広々としたリビングと、海の色をした壁が印象的な空間です。
・アートリフォーム事例③
外壁塗装と玄関のリフォームを施工しました。元々はブルートグレーの寒色系の色の外壁でしたが、今回のリフォームで外溝に合わせてガラッと暖色系に塗り替えました。玄関は開口部を広げ親子ドアに変更。庭の通路にはインターロッキングを敷き、暖色の通路が家の外を包み込んでいます。