【ウォークインクローゼットとは】普通のクローゼットとは何が違う?
ウォークインクローゼットの人気は高いですが、普通のクローゼットとは何が違うのでしょうか。ウォークインクローゼットが欲しいと考えている方はウォークインクローゼットとはどのようなものかを知っておくことで、より使い勝手の良いクローゼットにすることができます。
今回はウォークインクローゼットとはどのようなものか、快適に使うためのポイントも併せてご紹介いたします。
■ウォークインクローゼットとは
ウォークインクローゼットとはどのようなものかを説明するにあたり、普通のクローゼットとの違いについてご説明いたします。
・クローゼットとは
クローゼットとは衣類や靴などを収納するためのスペースです。
ハンガーパイプが設置されており、コートやスーツといった吊り下げ収納が向いている衣類の収納にぴったりです。奥行きは服の幅を考えて50~60cmくらいが目安です。
・ウォークインクローゼットとは
ウォークインクローゼットとはクローゼットと同じく衣類を収納するためのスペースですが、クローゼットとは異なり中に人が入ることができる大きなスペースが特徴です。
中に入って使うことを考えると、最低でも2畳ほどの広さがあれば快適に使うことができます。
・ウォークインクローゼットにはウォークスルークローゼットもある
ウォークインクローゼットには出入り口が2つついたウォークスルークローゼットと呼ばれるものもあります。ウォークスルークローゼットは通り抜けができ、部屋同士の間に設置すると2人で共有することができるといった特徴があります。
■ウォークインクローゼットの収納方法を考える
ウォークインクローゼットをつくる際、収納方法について考えておきましょう。
ウォークインクローゼットで用いられることの多い代表的な収納方法を3種類ご紹介いたします。
・収納棚タイプ
洋服以外に鞄やベルトなどの小物を収納したい場合は収納棚タイプが便利です。
収納棚タイプは壁一面が棚になっており広いスペースが必要になります。収納棚を増やし過ぎるとウォークインクローゼットの中で移動しにくくなってしまいます。
・ハンガーメインタイプ
ハンガーメインタイプはハンガーパイプをメインに使用するタイプのウォークインクローゼットです。コートやスーツ、ドレス、シャツなどのフォーマルな衣服を多く所持している方におすすめです。設置費用が安く、衣服を吊り下げて収納したい方はハンガーメインタイプのウォークインクローゼットを検討してみてはいかがでしょうか。
・ユニット棚タイプ
ユニット棚タイプとは、ユニットキャビネットを壁面に取り付けて収納するタイプのウォークインクローゼットです。収納できるものが多岐に渡り、衣服以外に普段使わない緊急用持ち出し袋や非常食、キャリーバッグなどの管理にも向いています。
■ウォークインクローゼット設置に考えておきたいこと
ウォークインクローゼットを設置するのであれば、これから紹介する3つのポイントを考えておきましょう。
・扉の種類
扉のタイプをどうするかは非常に重要です。
引き戸は扉をスライドさせるだけなので小さなお子さんでも開け閉めが簡単にできます。
ですが開口部の半分しか開かないため、大きな荷物の出し入れには不便を感じるかもしれません。開き戸タイプは開口部を全て開け放つことができますが、扉の前に開閉に必要なスペースを確保しなくてはなりません。扉ではなくアコーディオンカーテンなどを取り付けるという方法もあります。
・カビや結露の対策
収納スペースにはカビや結露対策が必要です。特にウォークインクローゼットが北側にある場合は結露が発生しやすくなるので注意しなければなりません。
ウォークインクローゼットに機能性壁紙を使うほか、風通しを良くするためにカーテンのように隙間がある扉を選ぶことも有効です。
・窓の設置
ウォークインクローゼットは収納スペースなので窓は不要と考える方も多いのではないでしょうか。しかし、ウォークインクローゼットに窓がないと換気ができずホコリが溜まりやすくなったりカビや結露の発生リスクが高まります。
ですが、窓から射し込む日光は紫外線を含んでいるため衣服や鞄に当たると変色するかもしれません。大切な衣服をカビや結露から守るためには窓が必要ですが、設置場所によって紫外線カット機能がある窓ガラスを採用してみましょう。
ウォークインクローゼットは衣類の管理にとても役立ちます。しかし、デメリットを理解して対策を考えておかなければ使い勝手が悪くなってしまいます。
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