2020.03.31

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無垢フローリングにはどんな種類がある？選び方や注意点をご紹介

無垢フローリングは似た表情が2つと存在しません。
複合フローリングには作れない味のあるお部屋づくりなら、無垢フローリングがぴったりです。
ですが「無垢フローリングの違いがよく分からない」という方もおられるのではないでしょうか。
今回は無垢フローリングの種類や選び方をご案内したいと思います。

■無垢フローリングの種類

まずは無垢フローリングに使われる木材を簡単にご説明いたします。

・無垢フローリングによく使われる木材

木材ごとに特徴が異なり、取り扱われる種類は業者によって違います。
あくまで一例として参考にしてください。

オーク

高い耐久性と耐水性を持つことから、昔は船に使用されたり、ウィスキーの樽などに使用された。無垢材の中では安価な部類だが、シックな見た目で高級感がある。時間の経過により味が出てくる人気の高い木材。

パイン

素朴でやさしい色合いが特徴で、衝撃を吸収しやすい素材。
傷がつきやすいが肌触りがよく、アンティーク家具にも使われていた。
人気が高く、小さな子どもや年配の方がいる家庭におすすめ。

ウォールナット

クルミの木から削り出された木材。
深いブラウンカラーとなめらかで美しい木目やグラデーションが人気。
シックな家具とも相性がよく、落ち着いた空間をつくることができる。

ヒノキ

独特の香りがする。
油分を含んでいるため、浴室に使用されるほど強度があり耐水性が高い。
無垢材の中では価格変動が激しいという特徴があり、時期によって値段が大きく異なるのでリフォームのタイミングに注意が必要。

■無垢フローリングの選び方

ここからは無垢フローリングを決めるときの豆知識についてご案内いたします。

■無垢フローリングは大きく2種類に分けられる

無垢フローリングは針葉樹か広葉樹のいずれかに区別できます。

針葉樹

柔らかく肌触りが良い。
ナチュラルな見た目が多く、温かみのある印象の部屋と相性がいい。
傷がつきやすい。

広葉樹

針葉樹に比べると値段が高い。
深みのある色の木材が多く、重厚感がある。
触り心地は針葉樹よりも固く、冬場に冷えを感じやすい。
硬く傷がつきにくい。

・厚みを考えよう

無垢フローリングは9mm、12mm、15mmが主流です。
仕上げに用いる最適な厚みは15mmといわれていますが、リフォームで張り替えるなら12mmのほうがおすすめかもしれません。
段差ができにくいのでリフォームがスムーズに進むからです。
まずは今のフローリングの厚みを知ることが大切です。

・予算と相談しよう

無垢フローリングの予算を決めておくことも重要です。
広葉樹に比べて針葉樹は早く成長するので、値段を抑えられる点がメリットといえます。
できるだけ費用を抑えたいときは、針葉樹の中で色合いや性能の気に入った木材を選びましょう。
とはいえ針葉樹でも加工が難しいものや、希少性が高いものは高価になりやすく、あらかじめリフォーム会社に相談して、予算に見合う木材を探すと良いでしょう。

■無垢フローリングのここに注意！

最後に、無垢フローリングの扱いについて注意点を3つご紹介いたします。

・見た目重視だと失敗することがある

無垢フローリングは歳月とともに見た目が変化します。
変化する度合いは環境に左右されるため、必ずこうなると断言できません。
「無垢フローリングは次第に変わっていく」ということを忘れず、寄り添いながら生活していきましょう。

・こまめに手入れして長持ちさせよう

無垢フローリングの持ちを良くしたいなら、日頃の手入れが欠かせません。
日常的な手入れは、乾いた布で拭くか、掃除機を使うようにしましょう。
水浸しのモップを使用したり、薬剤の付いた化学モップは変色や傷みの原因になるので避けてください。

無垢フローリングは素材やコーティング剤によって手入れが異なるので、リフォーム会社の担当者から正しい手入れについてしっかり説明を聞いておくことが大切です。

・暖房器具に注意！

無垢フローリングは気候によって膨らんだり縮んだりします。
そのため、ホットカーペットや床暖房を使ううちに熱気がこもってフローリングが反ったりひび割れたりしてきます。
暖房器具を使うときは、断熱性のあるマットなどを利用しましょう。

無垢フローリングは時の流れとともに色が変わって味わいが出てくる点が魅力です。
無垢フローリングと長く付き合うなら、木材の特徴を詳しく理解しておくことが大切です。
アートリフォームではアフターサービスを充実させておりますので、リフォーム後も安心です。無垢フローリングへの張り替えやご相談はアートリフォームにお任せください。

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