家をステキに大きく見せる!吹き抜けリフォームで得られる効果とは
モデルハウスの部屋に足を踏み入れた瞬間、圧倒的な空間の広さを演出する「吹き抜け」。窓や照明から降り注ぐ光が部屋を明るく照らし、空間が一回りも二回りも大きく感じます。今回は吹き抜けに焦点をあて、高級感や開放感を上手に演出する方法や吹き抜けリフォームの費用をご紹介いたします。
■吹き抜けとは
・吹き抜けの定義
2階以上の建物に連続してまたがる突き抜け空間をいいます。
一戸建ての場合、玄関やリビングに吹き抜けがあると、大きく開放感のある空間づくりができます。
・吹き抜けがあるメリット
吹き抜けの最大のメリットといえば「開放感」です。
見上げた先に広がる縦空間は圧迫感がなく、家の雰囲気や建材によっては奥ゆかしい高級感が漂います。また吹き抜けに続くように窓を設けると、太陽の光が差し込む明るい部屋ができあがります。
■吹き抜けと照明の組み合わせでおしゃれに「決める」
演出しだいで十分な居心地の良さを味わえる吹き抜けですが、照明を組み合わせることでさらにすてきな空間へと生まれ変わります。照明を取り付ける際は、吹き抜けの大きさや演出したい雰囲気に合ったデザインを選びましょう。
・陰影効果で開放感が高まる
照明が作り出す陰影によって吹き抜け部分が立体的に映し出され、空間がより広く感じます。照明は天井からできるだけ近い位置に取り付けることで陰影効果がより発揮されます。
・高級感を演出するなら
高級感のある吹き抜けにするなら、シャンデリアがおすすめです。
シャンデリアは明かりをつけていないときでもキラキラと輝き、吹き抜けの壁にラグジュアリーな光を届けてくれます。
・温かさが生まれる照明
照明には蛍光灯や白熱灯、LEDなど色々な種類がありますが、温かい雰囲気を演出したいときは白熱電球のスポットライトがおすすめです。吹き抜けの数カ所にスポットライトをランダムに配置すれば、穏やかでアットホームな雰囲気に包まれます。
■吹き抜けリフォームの費用
リフォームで吹き抜けを設置する場合、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。
・今ある吹き抜けをリフォームする場合
すでに吹き抜けがある場合、大規模なリフォームは必要ありません。先ほどご紹介した照明や手すりの設置・交換、カーテンシェードやロールスクリーンの設置などが一般的です。選ぶ素材にもよりますが、一般的なリフォーム費用は10~50万円ほどになります。
・リフォームで新たに吹き抜けを作る場合
新たに吹き抜けを作る場合のリフォーム費用は150万円くらいです。ただし建物の構造によっては倍以上の金額が予想されます。詳しい施工費用はリフォーム会社に問い合わせてください。
・吹き抜けをなくすリフォームの費用
部屋の増築など、場合によっては吹き抜けをなくすリフォームもあります。吹き抜けをなくすリフォームの費用は次の通りです。
①室温調節の場合
吹き抜けがあることによって光熱費がかさむと感じる場合、空間をうめることでエアコンの効きがよくなります。部屋の大きさにもよりますが20万円くらいが一般的です。
②生活音をなくす場合
空間が縦に広がることにより生活音が響いて気になることもあります。生活音をさえぎる場合もエアコンのときと同様でリフォーム費用は20万円ほどになります。防音効果のある建材を使用すれば費用がもう少し上がります。
③部屋を増やす場合
部屋を増やす場合は床や壁、ドア、電気の配線工事などしっかりとした施工が必要になります。リフォーム費用は40~60万円が目安となります。
④納戸をつくる場合
吹き抜け部分を納戸として活用する際の一般的なリフォーム費用は50万円くらいです。部屋を増やす場合に比べて作業内容はシンプルですが、換気窓や照明を取り付ける、重たい荷物を収納することを考えるとしっかりした梁や床材を選ぶようにしましょう。
吹き抜けの良さやリフォームの費用についてご紹介してまいりました。空調の効きが弱くなるといわれる吹き抜けですが、家の断熱性能をあげることで問題をクリアすることが可能です。吹き抜けリフォームの際に会社にご相談ください。
アートリフォームの中古リノベーションの詳細はこちら
おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介!
・アートリフォーム事例①
【和風な戸建てのリフォーム事例】古民家の梁が引き立つ吹き抜け