マンションのトイレリフォーム リフォーム後の「しまった」「困った」を防ぐためには
ショッピングセンターなどのトイレを利用した際、機能の豊富さに驚いたことはありませんか?自宅のトイレもあんな風に快適に使えれば良いですよね。諦める必要はありません。最近の自宅用トイレには快適に使える便利な機能がたくさん装備されています。今回はトイレリフォームについてお話してまいります。おすすめの最新トイレも紹介していますよ。
■トイレリフォームをする前に…
トイレのリフォームっていくらくらいかかるのでしょうか。
・トイレリフォームっていくらかかる?
トイレリフォームの費用は便器のみの交換で10~20万円程度、内装や手洗い場の設置といったトイレ一式のリフォームで20~50万円になります。
トイレ本体のみの価格はグレードによって異なり、10万円から40万円弱と幅があります。
最近は見た目や掃除のしやすさからタンクレストイレに人気が集まっていますが、タンク式トイレよりも若干値段が高い傾向にあります。とはいえトイレは毎日使うものなので、長い目で見た結果、タンクレストイレを選んで良かったという方も沢山いらっしゃるようです。
リフォームの内訳は既存トイレの解体と廃棄処分費、新しいトイレ本体料金と取り付け工事費、人件費、現場までの移動費や駐車場代となります。
・トイレ選びのポイントは「妥協しない」
トイレは故障しない限り10~20年は長持ちします。リフォーム後に「しまった」「困った」という事態を避けるためには機能やグレード、内装に妥協せず、色々なトイレを見比べて選びましょう。
特にマンションにお住まいの場合、住んでいる階が上がると水圧の関係で詰まりやすくなりますのでトイレ選びは慎重に行った方が良いでしょう。
■最新!おすすめのトイレ
ここではおすすめの最新トイレをご紹介いたします。最近のトイレは節水タイプや掃除が楽なタイプなど色々な種類が販売されています。気になるトイレがあればぜひチェックしてくださいね。
・一戸建て編
①TOTO 「ピュアレストQR」幅445mm奥行772mm高さ878mm
便器の縁ウラを無くしたことで、見えにくい部分まで掃除がしやすい形状です。また便器内部はTOTO独自の技術を活かした「汚れがつきにくく落ちやすい防汚加工」が施されているからトイレはいつもピカピカ。さらに洗浄水は渦を巻くトルネード水流なので、少ない水でも便器全体をしっかり洗浄してくれます。
②LIXIL(INAX)「アメージュZ」幅380mm奥行760mm高さ888mm
掃除のしやすさで支持を集める「アメージュZ」。縁が全くない「フチレス」だからいつでも思いついた時にサッと掃除ができます。またフォルムがなめらかなで凹凸が少なく、側面についてしまった汚れが拭き取りやすいのも特徴の一つです。強い水流を生みだす「パワーストリーム洗浄」とアクアセラミック加工で便器内部はいつも真っ白です。
・マンション編
①LIXIL(INAX)「リフォレ」幅750~1,000mm奥行790mm高さ926mm
一見タンクレストイレのように見えるタンクトイレです。貯水タンクは便座後ろのキャビネットに収納されているからコンパクトでスタイリッシュ、マンションにはぴったりなトイレです。キャビネットには掃除用具なども収納できるので、急な来客にも慌てる必要はありません。銀イオンの力で常に清潔、掃除もラクラクです。
②Panasonic「アラウーノS2」幅396mm奥行700mm高さ565mm
水を流すたびに細かい泡が便器を洗浄してくれるので、汚れがトイレに残りません。水アカ、黒ずみ、ぬめりがつきにくく、掃除の回数を減らしてくれる優れものです。また気になるトビハネ防止や便座の縁についた汚れを広げない工夫など、汚れるスキを与えません。アラウーノは見た目がコンパクトなので狭いトイレでも広々と感じられます。
最新トイレには「節水」や「掃除のしやすさ」だけでなく「オート機能(センサーが人の動きを感知してふたが自動で開いたり、便器内を自動で洗浄してくれる)」が搭載されているものもあります。ほかにも快適性が向上するような驚きのオプションがたくさんありますよ。
■後悔しないトイレリフォームをするために
色々なトイレをご紹介したところで、トイレリフォームをするためのポイントをいくつかご紹介いたします。
・トイレは一式リフォームが鉄則
最新トイレの形状はなめらかになり、サイズもコンパクトに進化しました。今人気のタンクレストイレは貯水タンクがない分、さらに小さく感じられます。そのためこれまで目につきにくかった床や壁の汚れが急に目立ちやすくなります。トイレをリフォームする際は便器だけ交換するのではなく、壁や床もまとめて交換することをおすすめします。
・清潔感なら収納スペースは必須
トイレットペーパーのストックや生理用品、掃除用具など、トイレに関連するグッズはできるだけまとめて保管したいですよね。マンションに暮らしている場合、トイレ上部の空間につっぱり棒をつけて収納スペースを確保しているという方も多いのではないでしょうか。
清潔感や統一感を演出したい場合、低い位置に収納スペースを確保することをおすすめします。圧迫感や生活感を抑えられ、シンプルでスタイリッシュな空間へと生まれ変わります。
・プロに相談はマスト!
機能や水圧、電気の配線など、トイレリフォームには分からないことがたくさんあります。ショールームを見てしっかり計画をたてた後にはプロにきちんと相談することで、より自分のライフスタイルを満足させてくれるベストトイレが明確になります。
トイレリフォームは「便器を新しくするだけ」という単純な作業ではありません。毎日使うものだからこだわりを持って選びましょう。
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