「新築の住宅」と「中古の住宅をリフォーム」メリット・デメリットを比較!
住宅を購入する際は、新築の住宅を購入するほか、中古の住宅を購入してリフォームする選択肢もあります。それぞれに異なるメリット・デメリットが存在するため、後悔しないためにも慎重に検討しましょう。
今回は、両者のメリット・デメリットをはじめ、選ぶポイントや注意点も併せてご紹介いたします。
■新築の住宅を購入するメリット・デメリット
まずは新築のメリットとデメリットをみていきましょう。
・メリット
<最新かつ性能の優れた住宅に住める>
新築は現行の厳しい法令に適合するよう建てられるため、耐震性と耐久性に優れています。
また、性能のよい断熱素材の使用が一般化したことにより、住み心地のよさも確保されています。
<外観/設備/間取りを自由に設計できる>
注文住宅の場合、外観や内装、間取り、設備に加えて、採光や通風など細部までこだわって設計できます。
同じ新築でも、自由度の高さは建売住宅にはない大きな魅力です。
・デメリット
<周辺の環境を把握しにくい>
住み慣れた地域を離れて住宅を購入する場合、季節や時間帯による周辺環境の変化がわかりません。
他にも、鳥や虫の影響などの説明を事前に受けていたとしても、住んでみると予想を超えるケースもあります。
<住み心地をイメージしにくい>
周辺環境だけでなく日当たりや景観、音の反響など、実際に住宅が完成するまではわからないこともあります。
■中古の住宅をリフォームするメリット・デメリット
続いて、中古住宅をリフォームするメリットとデメリットをみていきましょう。
・メリット
<新築するよりも費用を抑えられる>
建物は築年数が経過するにつれて価値が下がるため、好条件の中古住宅でも手頃な価格で販売されています。
費用を抑えたいなら、中古住宅のリフォームがおすすめです。
<周辺の環境を把握しやすい>
すでに建物があるので、実際の生活もイメージしやすいでしょう。
仮に不備が見つかったとしても、リフォームで解消できるケースが多いため、安心です。
<自分好みの住宅を実現できる>
中古住宅でも、内装を新築のようにリフォームすることも可能です。
間取り変更に伴ってインテリアを好きなテイストに統一すれば、住宅への愛着も増すでしょう。
・デメリット
<間取りの変更に制限がある>
住宅の構造によっては、壁を取り壊すことで耐震性を下げてしまう場合があります。
リフォームするなら、住宅を購入する前に工法や構造を調べておきましょう。
<耐震性や断熱性が低い場合も>
築年数の古い住宅は、経年により柱や基礎が劣化している場合や、現行の耐震基準に適合していない場合もあります。
該当する住宅には耐震・断熱性能を上げる大規模な修繕が必要となるため、場合によってはリフォームの費用が高額になることも予想されます。
実際に中古住宅をリフォームされた方の声は、以下の記事を参考にしてください。
中古物件のリフォーム、実際のところはどうなの?ブログから見えるメリット・デメリット
■新築?リフォーム?選ぶポイントと注意点
双方の特徴を踏まえたうえで、どちらが適しているかを検討しましょう。
・「新築」と「リフォーム」どっちが向いている?
<新築が向いているケース>
先述の通り、新築は最新設備を導入した住宅を建てられます。
予算に余裕があるなら、好条件の中古住宅を探すよりも効率的かもしれません。
<リフォームが向いているケース>
中古住宅は新築よりも選択肢が多いうえ、物件の状態がよければ修繕費用も安く抑えられます。
リフォーム費用と新築の購入費用を比較した際に、割安で新築同等の住宅が手に入るなら、リフォームを選ぶほうが賢明です。
・中古住宅をリフォームする場合の注意点
中古住宅をリフォームする前に、以下3点を確認しておきましょう。
- 建物の構造が希望のリフォームに対応しているか
- 希望のリフォームが法令に反するものではないか
- 住宅ローンが利用できるかどうか
これらは専門的な判断が必要のため、事前にリフォーム業者へ相談してください。
アートリフォームは、部分的なリフォームから大規模な改修・増築まで、お客様一人ひとりに合った快適な環境づくりをご提案いたします。
理想の住まいを実現したい方は、ぜひアートリフォームまでご相談ください。