人気の古民家リフォームでモダンな暮らし!リフォームのポイントとは
最近は「古民家カフェ」をはじめ、古民家の人気が高まっています。住宅でも古民家風の需要は高まっており、リフォームで快適な住宅にしたいと考えている方は多いようです。
そこで今回は人気の古民家リフォームについてご紹介いたします。これから古民家リフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
■古民家リフォームが人気な理由
まずはなぜ古民家リフォームが人気なのか、3つの理由をご紹介いたします。
・趣を感じられる
古民家のように、古くからある日本の住宅では独特の雰囲気や趣を感じることができます。現代の住宅にはない、むき出しの梁や柱には古民家ならではの質感や風合いがあり、世界に一つしかない特別な住宅になります。また、不便なところを最新設備にすれば、快適な住宅に生まれ変わることが可能です。
・高い強度がある
古民家には、現在では非常に貴重な木材が使われていることがあります。古い木材であっても1,000年以上強度があるといわれているものもあり、耐震性にも優れている素材を得られます。現在と耐震や耐熱基準が異なるため、既存の資材を活用して快適な住宅にリフォームしましょう。
・固定資産税が安い
建物の築年数が古くなると、その分固定資産税は安くなります。古民家は最低でも築数十年が経過しており、購入時の費用を抑えることができるでしょう。ただし自治体によって判断が異なることもあるため、リフォームを前提にした購入は確認しておくことをおすすめします。
■古民家リフォームにかかる費用
古民家リフォームにはどのような費用がかかるのかをご紹介いたします。
・古民家リフォームの費用相場
古民家リフォームでは、およそ1,500万円が費用相場といわれています。これは一般的な中古物件を購入してリノベーションを行うよりも高い金額で、古民家の規模や状態によっては3,000万円ほどかかることもあります。
・古民家リフォームに必要なリフォーム
古民家は現代の耐震性や耐熱性などの建築基準を満たしていないため、基礎部分からの工事が必要です。そのため、一般的な中古物件よりも費用が高くなりがちです。
また、断熱材の追加、設備の改修など、快適な住宅にするには多くの工事箇所が必要になります。間取りも現代では暮らしにくいことがあるため、予算は多めに考えておくことをおすすめします。
・活用できる助成金や減税制度
古民家は多くのリフォームが必要になるため、助成金制度や減税制度をうまく利用しましょう。
有名なものでは、リフォーム減税や住宅ローン減税が対象です。耐震、断熱、省エネなどの住宅リフォームの助成金制度以外に、地域によって古民家限定の制度を設けていることもあります。たとえば新潟の「ふるさと古民家再生事業」が該当します。
■古民家リフォームのポイント
最後に古民家リフォームのポイントを3つご紹介いたします。
・古民家の良さを残す
せっかく古民家を購入したのなら、リフォーム後も古民家らしさを感じられるようにしましょう。すべてを新しくするのではなく、水回りは最新のものにするなど優先順位を決めて、手を加える場所を考えてみてください。
古くなった資材でも、磨いたり塗装を施すことで美しさを取り戻すことがあります。
・業者選び
古民家は現代の住宅と建て方などが異なります。そのため、古民家に関する知識が豊富な業者や、施工実績がある業者選びましょう。
ホームページなどで実例を見て、理想に近いリフォームを行っているかなどを参考にすると業者を絞りやすくなりますよ。また、地域密着型の業者なら気候に合った工事を提案してくれることもあるでしょう。
・古民家の状態
古民家を購入する際は、リフォームがしやすいかを考えて探すことが大切です。特に基礎部分が傷んでいたり、土台が沈下しているとリフォームの工期と費用がかさんでしまいます。購入する古民家に悩む場合は、リフォーム業者に相談してみるのも一つの手段です。
古民家リフォームは工事箇所が多いため、リフォーム業者と物件の見極めが非常に重要です。アートリフォームでは古民家リフォームの実績もありますので、安心してご相談ください。