リフォームローンを借りる前に！審査内容をご紹介

リフォーム費用のローンを組むには、ます審査に通らなければなりません。
審査に通るよりも先に「この金額はローンで…」と考えてしまっていませんか？
現在リフォームローンを考えている方は、審査内容についてきちんと把握できている自信はどれくらいありますか？

今回はリフォームローンの審査についてご紹介していきます。

■リフォームローンの審査について

まずはリフォームローンの審査について、基本的な部分をご紹介いたします。
審査の基準もご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

・審査は2種類

リフォームローンの審査には『仮審査』と『本審査』の2種類があります。
仮審査に通っても、本審査に通らなければリフォームローンを組むことはできません。

仮審査とは、融資元である金融機関がローン希望者を大まかに審査することです。
ほとんどの金融機関ではホームページ中にリフォームローンの仮審査ページを設置しており、必要な項目を入力すると仮審査が行われます。

仮審査に問題がなかった場合、本審査用の書類が郵送されてきます。
本審査用書類に記入漏れがないように注意し、その他の必要な書類と一緒に返送、もしくは金融機関の窓口に持参します。
金融機関は提出された書類をもとに本審査を行い、融資を行うか判断します。

・審査の基準は3つ！

審査では特に重視される項目が3つあります。

①完済時の年齢
もっとも重視されるのが完済時の年齢です。
多くの金融機関では、「完済時の年齢の上限を80歳まで」と定めています。
リフォームローン完済時の年齢が高ければ、退職後ローンを返すだけの経済力があるかどうか判断されます。

②健康状態について
2番目に重視されるのが健康状態です。
担保型ローンの借入額は高額になるため、万一の場合に備えて生命保険への加入を条件にしている金融機関が多くあります。

健康状態がよくないと生命保険には入れませんので、審査基準として重要視されているというわけです。
たとえ虚偽の申請をしたとしても、保険会社が独自に調査を行っているので、すぐにばれてしまいます。

③借入時の年齢
借入時の年齢は3番目に重視されている項目です。
完済時と同様、借入時も年齢に上限があり「70歳以下」でなければなりません。
70歳でリフォームローンを組もうとすると、返済期間が短いので返済の負担が大きくなり、経済的に厳しいと判断される場合が多いようです。

■審査が通らない3つのパターン

ここではリフォームローンの審査が通らないパターンについてご紹介します。
ご自身が当てはまるか考えながら読んでみてください。

・職業や年収が条件を満たしていない

担保不要のリフォームローンなら、無職や専業主婦を除いて誰でも組むことができます。
ただし審査では「勤続年数と年収」がポイントとなるため、1～2年以上の勤続期間（自営業の場合は2年以上連続）と、最低でも200～300万円以上の年収があることをクリアしていなければなりません。

・返済負担率が高すぎる

年収に対するローン返済額の割合を『返済負担率』と言います。
返済負担率にはリフォームローン以外のローンも含まれるため、車や教育ローンを組んでいた場合は注意が必要です。
一例として年収が400万円以上の場合、返済負担率は35％以内が理想とされています。

・団体信用生命保険に入れない

担保型リフォームローンの借り入れ条件として、団体信用生命保険への加入を義務にしている金融機関が複数あります。
団体信用生命保険とは、病気や事故で返済困難に陥った際、保険会社から金融機関にローン残高が支払われるという仕組みで、借入額が高額な場合に利用します。
持病があったり病気療養中は団体信用生命保険に加入できない可能性があがります。
団体信用生命保険に加入できないと、担保型リフォームローンが組めなくなるかもしれないので、別方面からの融資や他の金融機関の仮審査を受けるなど策をとっておきましょう。