おすすめ!キャッと驚く猫のための快適リフォーム5選!
猫って高いところにジャンプしたり、狭いところに入り込んだり、家の中を自由に動き回りますよね。気が付けば壁紙をボロボロにされたり、インテリアを落として壊されていたということもあるのではないでしょうか。半ば諦めつつ、その姿を微笑ましく眺めているご家庭も多いはず。今回は猫が自由に過ごしても安心の猫リフォームアイディアをご紹介いたします。猫の習性を理解してお互いストレスフリーの暮らしを楽しみましょう!
■天使?小悪魔?猫あるある
猫の習性をまとめてみました。
・猫との暮らしで楽なこと
①散歩がいらない
犬と違い、猫は散歩がいりません。猫の方が楽という方の意見の多くはこれではないでしょうか。
②シャンプーがいらない
猫は自分で毛づくろいをします。シャンプーは年に2~3回で大丈夫です。
③ケガが少ない
猫は運動神経が良いので、高いところから落ちても骨折や靭帯が損傷するほどの大けがを負いません。
④「しつけ」がいらない
猫は自分のタイミングで食事をします。トイレも自分で決めた場所で用を足します。犬のように無駄に吠えることもないのでしつけをする必要がありません。
・猫との暮らしで大変なこと
飼うことが楽な猫でも一緒に暮らすと大変だと感じるタイミングはあります。
①基本的に自由
猫は単独行動をする生き物です。犬のように人と共存しようとせず、とてもマイペースです。
②家の中が荒らされる
猫の習性に「爪とぎ」があります。爪とぎは猫にとって当たり前の行動なので制限することはできません。家具やソファ、壁などいたるところで爪をとぐので、家の中がボロボロになることは仕方ありません。対策としては爪とぎボードを与えることや爪を切ることですが、飼い主の意に反して自分の好きな場所で爪をとぎます。
③トイレ問題
猫はトイレをしつける必要がありませんが、飼い主が用意したトイレが気に入らない場合はなかなか使おうとしてくれません。また使用済みトイレを嫌がるので気が付いたときにまめに掃除をする必要があります。
④寂しがり屋で繊細
猫は自由に過ごすことを好みますが、本当はとても寂しがり屋で繊細な生き物です。環境の変化を嫌いますし、来客があっただけでストレスから体調を崩すこともあります。特に子猫のうちは一緒に遊んであげないと運動不足で夜中に走り回ります。
■猫も飼い主も快適に暮らせる猫リフォームのポイント
お互いがストレスなく暮らすための猫リフォームにはちょっとしたポイントが必要です。
・ポイントは広さより高さ
身軽な猫は高いところでも自由に上っていきます。なんでも猫の先祖は木の上で暮らしていたため、その習性が今でも残っているのだとか。
猫リフォームでは十分な高さを確保するのがポイントです。部屋の中にペンダントライトがあると、飛び乗ろうとするので設置する際は注意が必要です。
・窓や玄関は脱走に備える
玄関を空けた瞬間に、猫が外に飛び出すことはありませんか?事故や迷子を防ぐためにも、玄関の不要な開け閉めはできるだけ避けたいところです。
猫の脱走を防ぐための工夫として、部屋から玄関に向かうスペースに間仕切りをつけてはいかがでしょうか。間仕切りにガラスや格子扉を選べば、猫の影が確認しやすくなります。
・汚れや傷はメンテナンス重視にする
家の中で猫を飼っていると、家の中の汚れや傷は避けられません。
壁や床材は後でメンテナンスしやすい材質を選んでおくことで、部分的な交換や掃除がしやすくなります。
また猫の毛ぼこりを掃除しやすいよう、床をバリアフリーにするのもおすすめです。抜けた毛が段差やフローリング、引き戸のすき間に溜まりにくく、掃除のストレスを減らせます。
・トイレの配置
猫リフォームではトイレの場所もきちんと考えましょう。
猫の排泄物は臭いがきついため、高い場所に設置すると家中に臭いが充満します。気が付いた時にすぐに掃除ができる低い場所に設置し、猫砂やペットシーツがストックできる猫用収納棚が近くにあると便利です。
■猫リフォームで取り入れたいアイディア5つ
猫リフォームでおすすめのアイディアはまだまだあります。
・ペットドア
引き戸だと開けた瞬間に外に飛び出し、ハンドルレバーの扉なら自分で開けて出ていこうとします。また扉を開けたあと、きちんと閉めてくれません。夏場ならまだよいですが、冬は冷気が部屋の中に入り込んで暖房費がかさみます。猫の扉問題を解消してくれるのがペットドアです。
ペットドアはDIYで作ることもできますが、作業に慣れていないとなかなか大変です。そこで猫リフォームのタイミングで大工さんにお願いしてペットドアをつけてもらいましょう。多少費用はかかりますが、自分で作るよりも出来上がりがきれいですし、複数ヶ所に設置したいときはとても効率的です。
・日向ぼっこができる床
猫が日向ぼっこをしている姿はとても愛らしいですよね。
猫は日向ぼっこが大好きなので、日当たりの良い場所をみつけては心地よさそうに寝転んでいます。
蓄熱性の高い無垢フローリングなら太陽の光をいっぱい吸収してくれるので、いつもポカポカとしていて猫が気持ちよく日向ぼっこできます。無垢フローリングは見た目にもあたたかいのでおすすめです。
・傷やニオイがつきにくい素材
「リフォームで和室を作りたくても、猫に障子を破られそう…。」そんなときには障子の代わりに「ワーロンシート」をおすすめします。ワーロンシートは破れにくいので猫が爪で引っかいても安心です。しかも見た目が和紙と変わらず、柔らかな光を部屋にとりこむこともできます。
臭いを減らしてくれる壁材「エコカラット」もおすすめです。インテリアのアクセントとしても使え、臭いを感じにくくなるので一石二鳥です。猫トイレの周りに使うなら掃除が楽なタイルタイプの「エコカラットプラス」がおすすめです。
・キャットウォーク
猫は高いところが大好き。背の高い本棚やラックの上でも自由に歩き回ります。猫リフォームではキャットウォークを作ってあげましょう。リズムを刻むように設置するとインテリアや見せる収納のようにも使えます。
・猫階段
キャットウォークと同じく猫階段もおすすめです。猫の移動用にキャットウォークと併せて設置することで、階の移動が自由にできます。
リフォーム会社に相談すると、ほかにも猫リフォームのアイディアをたくさん提供してくれますよ!
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