和式トイレから洋式へリフォーム!費用や工期、リフォームのメリット、トイレの選び方
現在、和式トイレから洋式へのリフォームをお考えの方は少なくありません。同じトイレでも、和式にはない洋式ならではのメリットも得られます。
そこで今回は、和式から洋式へリフォームする際の費用や工期をはじめ、リフォームのメリット、トイレの選び方まで詳しく解説いたします。
■和式トイレから洋式へリフォームするには
まずは和式トイレを洋式へリフォームする際の、工事内容と費用相場をご紹介いたします。
・必要な工事とリフォーム費用
既存の和式トイレから洋式トイレへのリフォームする際の費用は、25~50万円が相場です。
工事では主に、和式トイレの解体と撤去をはじめ、配管・配線工事、壁と床の下地工事、内装工事、洋式トイレの設置などを行います。
ただし、工事内容が増えたりハイグレードの洋式トイレを選んだりすると、リフォーム費用も高くなります。
・リフォームにかかる工期
和式トイレの上にアタッチメントを設置するだけの簡易的なリフォームなら、数時間~1日程度で完了します。
しかし、便器の交換や内装工事、配管・配線工事をすべて行う一般的なリフォームの場合は、1~5日程度が目安です。
また、リフォーム中はトイレを使用できないので、近くの施設を利用するか、リフォーム業者へ相談して仮設トイレを手配しましょう。
■和式トイレから洋式にリフォームするメリット
洋式トイレには、以下のメリットがあります。
・負担を軽減できる
しゃがむ姿勢と立ち上がる動作は、足腰に負担を与えます。
一方、座って使用する洋式トイレは体に負担がかかりにくいので、高齢の方でも楽に使用できるでしょう。
・寒い時期も快適
和式トイレの内装はタイル張りが多い傾向にありますが、クロスやクッションフロアへ張り替えると、冷え込みを感じにくくなります。
また、コンセントを増設すれば、温水洗浄便座を導入したり小さなヒーターを置いて足元を温められたりと、寒い時期も快適に過ごせる工夫が可能です。
・機能性に優れている
洋式トイレは、脱臭や自動洗浄、節水など機能が充実しています。
和式トイレに比べてにおいや汚れが残りにくいので、掃除の負担も減らせるでしょう。
・節水効果が高い
少ない水で洗浄できる製品が増え、洋式トイレは昔よりも節水効果が高くなりました。
トイレは1日に何度も使用するので、洋式トイレへリフォームすれば水道代の節約にもつながります。
■和式トイレから洋式へリフォームする前に
和式トイレから洋式トイレへリフォームする際のポイントをお伝えいたします。
・洋式トイレを選ぶポイント
洋式トイレを選ぶ際は、種類と機能性を見比べて選びましょう。
<種類>
洋式トイレは3種類あります。
【組み合わせタイプ】
便器とタンクが分かれているタイプです。
価格が手頃なうえ、組み合わせを自由に選べますが、つなぎ目が多く、掃除がしにくいデメリットもあります。
【一体型】
便器とタンクが一つになった形状です。
凸凹が少なく、掃除がしやすい一方、一部が故障すると全体を交換しなければなりません。
【タンクレス】
タンクのないトイレです。
コンパクトでデザイン性に優れており、掃除がしやすいものの、水圧が低い場合は設置できません。
<機能>
洋式トイレには、暖房便座や温水洗浄便座、自動開閉、節水、脱臭などの機能を搭載できます。
価格は充実度に比例するので、家族と話し合って必要な機能を選択しましょう。
・介護保険を利用できる場合も
介護を目的としたリフォームなら、20万円を上限に、リフォーム費用の最大9割の補助を受けられる可能性があります。ただし、補助を受けるには、いくつかの条件を満たさなければなりません。
また、申請書類は資格保有者しか作成できないので、希望する場合は担当のケアマネージャーに相談しましょう。
洋式トイレは、和式トイレに比べて機能が充実しており、種類も豊富です。場合によっては補助金を利用できるケースもあるので、トイレのリフォームに関するご相談は、実績が豊富なアートリフォームへ、ぜひお問い合わせください。
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