ミニキッチンのリフォームはこんな人におすすめ！魅力、事例、費用を詳しくご紹介

ミニキッチンとは、一般的なキッチンよりもコンパクトなキッチンです。料理にこだわりのある方には向きませんが、幅広いシーンで重宝されています。
今回は、ミニキッチンのリフォームについて、詳しくご紹介いたします。

■ミニキッチンとは？どんな人に向いている？

まずはミニキッチンについて、簡単にご紹介いたします。

一般的なキッチンの間口は165～360cmに対し、ミニキッチンは90～150cmと小さめです。ワンルームマンションや会社の給湯室などに採用されているキッチンをイメージすると、わかりやすいでしょう。

コンパクトでありながら調理に必要な基本の設備がすべて揃っているため、簡単な下ごしらえから片付けまで問題なくこなせます。
なかには換気扇やIHヒーターなどのオプションを選べるタイプもあり、予算やライフスタイルに合わせて使い勝手をよくすることも可能です。

ミニキッチンは2種類あり、それぞれ「フルユニット」と「ハーフユニット」と呼ばれます。

＜フルユニット＞
基本の設備に加えて、キッチンの上部に照明や水切り棚、収納スペースなどが備わっています。
設備は一般的なキッチンに近いものの、狭いスペースにすべてが凝縮されているため、少し窮屈に感じるかもしれません。

＜ハーフユニット＞
作業台のみのシンプルなミニキッチンです。
見た目はすっきりとしていますが、照明や収納が備わっていないので、多少の不便さを感じる場合もあります。

ミニキッチンは二世帯住宅やオフィスだけでなく、さまざまな場面で重宝されています。
特に家族と生活サイクルが異なる場合や、外食またはテイクアウトが多く、大きなキッチンが不要な場合、自宅の一部をオフィスとして利用している場合などにも便利です。

キッチンは生活に欠かせないものの、場合によっては使いにくさを感じることもあるでしょう。ミニキッチンはサイズや機能を最小限に抑え、使用する人に寄り添えるキッチンです。

こちらではミニキッチンのリフォーム費用と、設置に関する注意点をご紹介いたします。

ミニキッチン本体の価格は、10～20万円程度です。これにオプションや設置費用のほか、場合によっては内装工事費や廃材の撤去費などが加算されるので、リフォーム費用は30～40万円程度と考えましょう。

特にオプションを追加する場合は費用が大きく変わるため、見積もりの内容をしっかりと確認してください。

費用以外にも確認しておくべき点があります。

＜設置場所や目的に合わせて選ぶ＞
ミニキッチンのサイズは、90cm、105cm、120cm、150cmから選べます。
設置する場所の面積を測ったうえで、適したサイズと機能を検討しましょう。
実際の作業をイメージすると、選びやすくなります。

＜給湯器との距離が遠いと…＞
ミニキッチンと給湯器の距離も重要です。
離れていると蛇口からお湯が出るまでに時間を要してしまい、光熱費が必要以上にかさみます。

とはいえ給湯器を増設すると追加費用が発生し、予算を上回る可能性もあるため、設置場所には注意しましょう。

＜床材の変更が必要になることも＞
キッチンの床には、水や油が飛散します。
カーペットや畳の上にミニキッチンを設置すると、床が汚れて掃除の手間がかかったり、次回のリフォーム時期を早めたりする場合もあります。リフォームの際は、床材の変更が必要かどうかも併せて確認しましょう。

ミニキッチンにもさまざまな種類があるので、設置場所やライフスタイル、目的に合わせて適切なタイプを選びましょう。
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