10万円でキッチンを格安リフォーム!どんなことができる?
キッチンのリフォームは設備交換などを含めると高額になります。しかし内容によっては、10万円の格安でできるリフォームもあるんです。
今回はキッチンの格安リフォームをご紹介いたします。
■10万円でできるキッチンのリフォーム
・部分的なリフォームや交換
部分的なリフォームや設備交換の場合、10万円以下でできる場合があります。
<水栓交換>
水栓(蛇口)はよく使うため、特に劣化しやすい部分です。一般的なキッチン用の水栓なら3~5万円程度で交換できます。また、タッチレス水栓などの高機能な水栓も、ものによっては10万円以下で交換が可能です。
<レンジフード交換>
レンジフードの汚れなどを放置していると、カビが発生し住宅環境に大きな影響が出てしまう可能性があります。そのため、古くなってきたレンジフードは速やかに交換しましょう。レンジフードは本体価格にもよりますが、8万円程度で交換が可能です。
<コンロ交換>
コンロが劣化すると、ガスの使用効率が悪くなったり火力の調節が難しくなったりします。放置すると事故の原因になる可能性もあるため、古くなったコンロは速やかに交換しましょう。コンロ本体のみの交換であれば、8~10万円程度で交換できます。
・ビルトインコンロなら丸ごと交換可能
ビルトインコンロの場合は10万円あれば、両面焼きグリルや温度チェック機能が付いたものへの交換が可能です。本体価格と施工費2~5万円を合わせても、10万円程度でリフォームできますよ。
・床材や壁材のリフォーム
キッチンの床や壁はどんなにきれいに掃除していても、水垢や油汚れで色あせたりくすんだりしてしまいます。そのため、より汚れに強い素材のものにリフォームすることで、キッチンの使い勝手もよくなるでしょう。選ぶ素材やキッチンの広さにも左右されますが、床と壁のどちらの場合でも10万円以内でリフォームできる場合がほとんどです。
■キッチン全体のリフォームはいくらかかる?
キッチンを全体的にリフォームする場合の費用をご紹介いたします。
・キッチン全体を交換する場合
キッチンの交換は、最低でも50万円以上の費用がかかります。予算を100万円まで広げると、L型キッチンや対面式キッチンへの交換、またオプション機能の追加も視野に入れてリフォームを行えるでしょう。
なお、費用はキッチンのサイズや性能、グレード、内装工事の有無によって変動します。
・工事の規模が大きくなると…
キッチンの移設は配管工事を伴うため、低価格の製品が多いⅠ型キッチンでも150万円以上かかるケースもあります。
さらに上下階へ移動させる場合は費用が高額になりやすいため、200~250万円ほどかかると想定しておきましょう。
また、アイランドキッチンやハイグレードの製品を選ぶと、場合によっては300万円以上かかるケースもあります。
■キッチンのリフォーム費用を左右するポイント
キッチンのリフォーム費用は、さまざまな要因に基づいて変動します。
・レイアウト
キッチンは同じシリーズでも、レイアウトや機能によって価格が大きく変わります。
そのため、キッチンを選ぶ際は予算内で満足できる製品かどうかを比較・検討しましょう。
<I型キッチン>
シンク、コンロ、作業スペースが一体化しており、工事の手間が少ないため、最も手頃な費用でリフォームできます。
リフォーム費用の相場は、45~100万円前後です。
<L型キッチン>
短い動線で作業ができるため、家事効率を重視する方から人気があります。
リフォーム費用の相場は、50~150万円前後です。
<ペニンシュラキッチン>
リビングやダイニングのほうを向いて調理ができる対面式で、開放感を得られます。
リフォーム費用の相場は、60~160万円前後です。
<アイランドキッチン>
キッチンの中で最も高額ですが、デザインが洗練されているため、人気があります。
リフォーム費用の相場は、80~170万円前後です。
・コンロ/グリル
IHクッキングヒーターは、デザイン性やお手入れのしやすさがメリットであるものの、価格はガスコンロよりも高めです。
そのため、リフォーム費用を抑えたいならガスコンロを選びましょう。また、グリルは機能性が高くなるほど価格も高くなります。
あまり使用しない場合は、価格の安い片面焼きのグリルがおすすめです。
・レンジフード
最新のレンジフードは、連動機能や自動清掃など機能が多彩ですが、機能性が充実したものほど価格は高めです。
また、おしゃれなデザインの製品を選ぶと、さらに価格も上がります。リフォーム費用を抑えたいなら、まずは機能やデザインがシンプルな製品を選びましょう。
ただし、毎日使用するので、費用対効果や掃除の手間も考慮して選ぶことをおすすめします。
・シンク/水栓
シンクの素材は、主にステンレスと人造大理石に分けられ、比較的価格が安いのはステンレスです。
最近ではお手入れがしやすく、作業効率を高めてくれる仕様の製品も販売されていますが、こだわるほど価格も上がります。
また、水栓は従来型の他に、シャワータイプやハンズフリータイプ、浄水器内蔵タイプなど選択肢が豊富です。
リフォーム費用を抑えたい場合は、機能を絞って選びましょう。
・ワークトップ
ワークトップの素材は、ステンレス、人造大理石、セラミックが主流です。最も価格が安いのはステンレスで、次に人造大理石、セラミックと価格が上がるため、デザインなどにこだわりがない場合は、ステンレスを選ぶとリフォーム費用が抑えられます。
・扉
素材や加工、デザイン性、カラーによって価格が変わります。そのため、リフォーム費用を抑えたいなら、ベーシックなカラーの化粧シートやメラミン化粧板を選ぶのがおすすめです。
ただし、扉はキッチンの印象を左右するため、慎重に選びましょう。
・収納
足元に備え付けるフロアキャビネットや天井に取り付けるウォールキャビネットは、扉の数や種類、機能によって価格が変わります。
電動で棚が昇降するタイプや水切り棚を備えたタイプも選べますが、リフォーム費用を抑えたいなら開き扉のシンプルな製品がおすすめです。
■キッチンの格安リフォームのポイント
・設備の機能を制限する
コンロの消し忘れ消火機能やレンジフードの自動洗浄機能など、便利な機能が付いているものはどうしても高額になってしまいます。そのため価格を抑えたい場合は、不要なオプション機能を付けないことも重要です。
・アウトレット品の設備を選ぶ
型落ちの商品や、ショールームなどで展示されていたアウトレット品の場合は、現行品に比べて安く購入できます。設備に関して大きなこだわりがない場合は、アウトレット品を選ぶことでリフォームの費用を抑えられます。
・素材を考える
キッチンの素材はステンレスや大理石、タイル材などさまざまなものがあります。それぞれ特徴が異なるので、費用と併せて最適なものを選びましょう。
・シンプルなものを選ぶ
キッチンの機能はできるだけシンプルなものを選ぶことで、費用を抑えられます。多機能なものを選ぶ際は、使ってみたら必要のない機能だったということがないように、あらかじめどんな機能が必要かを考えておきましょう。
・キッチンリフォームが得意な業者を選ぶ
直接キッチンメーカーから設備を仕入れている業者であれば、手数料などが発生しない分リフォーム費用が抑えられる場合があります。
アートリフォームでは、さまざまなキッチンのリフォームを手がけてきました。費用を抑えてリフォームを行いたい方もぜひ一度ご相談ください。
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