20畳のフローリング張り替え費用はどれくらい？広い場所のリフォームポイント

フローリングの張り替えはリフォームの中でも非常に多い工事内容です。部屋の広さによって費用などが異なるため、20畳以上の広い場所ではどのようなことに気を付ければよいのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、20畳以上のフローリングを張り替える際の費用相場やポイントをご紹介いたします。

■20畳フローリング張り替え費用はどれくらいかかる？

20畳の広い場所では、フローリングの張り替え費用も高額になります。費用にかかわる要因を以下で確認していきましょう。

・20畳のフローリング張り替え費用

フローリングの張り替えには、古い床材を剥がして新しい床材を貼る「張り替え」と、既存の床の上に新しい床材を重ねる「上張り」の2種類があります。
張り替えの場合は床材を剥がすための施工費や廃材の処分費などがかかりますが、上張りの場合はそれらの費用がかからないため張り替えに比べて費用を抑えることが可能です。

・床材による費用の違い

床材は「複合フローリング」と「無垢フローリング」に分類されます。
複合フローリングは合板の上に薄い天然木や樹脂シートなどを貼り合わせて作られたもので、無垢フローリングは天然木100％でできています。20畳の張り替えを行う際の費用は複合フローリングの場合20～40万程度、無垢フローリングの場合は40～50万円程度が相場です。

・フローリング張り替え費用の内訳

例として、20畳を複合フローリングに張り替えた場合の内訳を紹介します。
材料代（複合フローリング）：188,340円
既存フローリングの撤去処分費用：50,000円
下地補修費用：40,000円
フローリング張り替え費用：150,000円
家具移動費用：10,000円
→合計：443,430円
業者によって内訳は異なるので、見積もりの際は詳細までよく確認しておきましょう。

・張り替えにかかる日数

20畳以上の場合は大型家具の移動や張り替え作業に多くの時間が必要になるうえ、その期間は部屋が使用できません。床材を剥がす作業がない上張りは短期間で済ませられますが、張り替えの場合は最短でも2日、通常は4～6日程度かかると考えておきましょう。

■広い場所のフローリングを張り替える際のポイント

・マンションの場合は管理規約に注意

フローリングをはじめ床材は階下への音の響き方に影響するため、使用できるフローリングの遮音等級（遮音性能のレベル）がマンションの管理規約に記載されている場合があります。また、フローリングの変更自体を禁止していたり大規模改修では近隣住民の同意が必要になったりするマンションもあります。あとでトラブルにならないよう、マンションの管理規約には必ず目を通し、不明点はあらかじめ管理会社へ確認しておきましょう。

・一部だけの張り替えは可能？

傷んだフローリングの一部だけを張り替えることは可能です。しかし、張り替えた場所だけ色が違ったり張り替えてから数か月後に隙間ができてしまったりと、きれいな仕上がりにならないケースもあります。フローリングは、部屋全面を一気に張り替える方法が一般的であることを覚えておきましょう。

・DIYで張り替えはできる？

既存の床材の上から新しいフローリングを重ねる上張りであれば、DIYでも比較的挑戦しやすいでしょう。ただし床と壁が接する部分の始末が難しく、思い通りの仕上がりにならない可能性もあります。DIYは費用を抑えられることがメリットですが、きれいな仕上がりを求めるならプロのリフォーム業者へ依頼しましょう。

・選ぶべき業者

フローリングの張り替えは、リフォーム実績の多い業者に依頼すると安心です。また、業者を選ぶときは必ず複数社から見積もりを取って費用の内訳や工期、補償内容などを比較しましょう。20畳以上のリフォームは、業者によって費用が大きく異なります。費用とサービスのバランスを見て、信頼できる業者を見つけることが大切です。

アートリフォームは、これまでフローリングの張り替えも多数お引き受けしてきた実績があります。フローリングの張り替えをご検討中の方は、ぜひアートリフォームまでご相談ください。
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