浴室のリフォームで人気なものは何？事例もご紹介いたします！

浴室がきれいだと気分も良いですよね。浴室をリフォームする時は快適に使える工夫を取り入れたいと考えている方も多いかと思います。衛生面はもちろん、気分も良くなる浴室リフォームについて考えてみませんか？
今回は浴室リフォームについてご紹介いたします。

■より快適な浴室にしたい場合にオススメ！浴室暖房乾燥機

まずはリフォームで浴室暖房乾燥機を設置する方法についてご紹介いたします。
浴室暖房乾燥機は寒い冬に活躍するだけでなく、洗濯物を乾かす場所としての活用や、ヒートショックを防ぐためにも有効なため人気があります。

・浴室暖房乾燥機を付けるリフォームの工期や費用相場

浴室暖房乾燥機をリフォームで後付けする場合、費用の相場は10万円前後です。ただし浴室暖房乾燥機のグレードにこだわったり、追加工事が発生する場合は20万円以上かかることもあります。浴室暖房乾燥機の設置だけであれば、工期は1日程度で終わります。

・乾燥機と暖房機は同じもの？

最近のモデルは乾燥機と暖房機の両機能を併せ持つものがほとんどです。
古いモデルの場合、どちらか一方の機能しかついていないこともありますので、購入時に確認しておきましょう。

・浴室暖房乾燥機の設置方法

浴室暖房乾燥機の設置方法は3つあります。それぞれの特徴や注意点についてご紹介いたします。

①天井埋め込み型
凹凸がなくスマートな仕上がり。天井裏に十分なスペースが必要。在来工法では非対応。天井の補強工事が必要になるケースもある。

②天井付け型
工事費用が抑えられるが種類が少ない。照明の位置によっては設置できないことがある。

③壁掛け型
設置費用が安く、在来工法の浴室にも設置可能。ただし室外に面した壁がないと設置できない。

・浴室暖房乾燥機が設置できないケースもある

中には浴室暖房乾燥機を設置したくてもできないケースがあります。下記の条件に当てはまる場合は設置が難しくなるため、リフォーム会社に相談してみましょう。

①換気扇がない
②浴室に十分な広さがない
③換気扇と照明が近い場所にある

換気扇がない場合は、一緒に換気扇を付けることで設置可能になることがあります。ただし配線や配管工事が必要なので、費用が高額になる可能性があります。
また照明との距離が近いと、暖房を入れた際に照明に熱がこもるため、設置が難しくなる場合もあります。設置場所の工夫次第では可能になることもあるので、まずはリフォーム会社に相談してみましょう。

■浴室リフォームで人気のリフォームは？

浴室暖房乾燥機の設置リフォーム以外にも人気が高い浴室リフォームはたくさんあります。こちらでは4種類のリフォームをご紹介いたします。

・ユニットバスの交換

もっとも人気の高い浴室リフォームがユニットバスへの交換です。費用相場は80～130万円程度ですが、グレードによる違いや追加工事が発生する場合は、費用が高額になることもあります。工期は3～5日程度です。

・最近話題のハーフユニットバス

浴室の形がユニットバスの規格に適していない場合、ハーフユニットバスを検討してみるのもオススメです。ハーフユニットバスは洗い場と浴槽、壁の下部分のみがユニットバスになっているため自由度の高さが特徴です。ハーフユニットバス自体の価格は50～60万円程度ですが、組み合わせる天井や壁の素材によって費用が高額になる点に注意が必要です。工期は一週間程度が目安です。

・給湯器の交換

浴室には問題がないものの、お湯が出にくい場合や水漏れしている場合は給湯器のみを交換するリフォームがあります。
石油給湯器なら相場は約5万円で工期は1日程度、電気温水器の場合なら約15万円で工期は2日程度かかります。

・部分的なリフォーム

カビが気になる場合や使い勝手を良くしたい場合は床や壁、ドアのみの交換といった部分リフォームがオススメです。部分的なリフォームなので費用もあまりかからず、工期は1日程度で終わることがほとんどです。
既存の床や壁の上に新しいタイルやシートを貼る場合は10万円前後、天井なら8万円前後が相場です。ドアの変更であれば15万円前後、手すりの設置は5万円程度が相場になります。ただし素材によって費用が異なります。

■マンションの浴室リフォームで費用を抑える方法

マンションの浴室リフォームで費用を抑えるポイントを4つご紹介いたします。

・相見積もりを取る

業者を選ぶ際には、少なくても2社以上の相見積もりを取ることをおすすめします。その理由は費用面だけでなく、サービスの違いなども比較しやすくなるからです。目安として、2～4社くらいの相見積もりを取りましょう。

・急な追加工事の依頼は避ける

リフォームの内容が決定したあとに追加もしくはキャンセルを行うと、予定していた通りの工事ができなくなります。工期にも影響を与えるだけでなく、費用も高くなることがあるので、できるだけ避けましょう。

・実績が豊富な業者に依頼する

浴室のリフォームは、水回りのリフォームを得意とする業者に依頼しましょう。技術が優れているだけでなく、設備の仕入れ値が安くなることもあります。

・減税制度などを利用する

浴室を含む水回りのリフォームには、補助金制度や減税制度を利用できることがあります。対象になる制度がないか、あらかじめ確認しておきましょう。

■浴室リフォームでの注意点

マンションのリフォームでは以下の4点に注意しましょう。

・マンションの規約内容を確認する

マンションはリフォームに関することも管理規約に記載されています。最初に管理規約をよく確認し、希望のリフォームが行えるか、条件や制限について確認しておきましょう。

・修繕時期に注意する

マンションに修繕予定がある場合、リフォームの時期と被ると資材の搬入が行いにくい、駐車場が足りないといったトラブルの原因になりかねません。マンションの修繕時期を確認し、重なる場合は時期をずらすようにしましょう。

・近隣への配慮を忘れずに

マンションは集合住宅なので、近隣とのトラブルが起こりやすいと言えます。工事の音や振動が他の部屋に影響しやすいため、事前に上下階や周囲の住民へ挨拶に伺いましょう。説明をして理解を得ることで、今後も過ごしやすくなります。

・外観に影響するリフォームはできないことがある

専有部分は自由にリフォームができるとはいえ、外観に影響を与えるリフォームは行えません。たとえば浴室に窓を付けて景色を楽しみたいと思っても、窓の設置は難しいでしょう。どうしても行いたい場合は、管理組合に許可されているリフォームの範囲を確認してください。

■浴室リフォームでよくある失敗と対策

マンションの浴室リフォームでよくある失敗と対策を3つご紹介いたします。

・素材選びの失敗

浴室は水に濡れるだけでなく湿度も高いので、利用していないときも非常にカビが生えやすい場所です。そのため見た目がおしゃれな木材やモルタル、コンクリートなどのカビの原因になりやすい素材は、浴室に向きません。
カビを防ぐためには、防カビや抗菌効果がある素材を選ぶようにしましょう。

・浴槽の大きさによる失敗

デザインだけで選ぶと、入浴時に浴槽が窮屈に感じることもあります。浴槽の大きさには規定があるものの、同じサイズでもメーカーなどによって微妙に異なるので、浴槽を選ぶ際は必ず、家族全員でサイズ感を確認しておきましょう。特に家族の中で最も身体が大きな人を基準に選ぶと、失敗しにくいです。

・使わない設備の失敗

浴室の最新設備といえば、ジェットバスやミストサウナなどが挙げられます。しかし、ジェットバスは振動により他の部屋へ影響を及ぼすことがあるため、マンションでは禁止されている場合が多く、搭載しても使えないことがあります。
使わない設備は掃除やメンテナンスの手間を増やすだけなので、できるだけ省くようにしましょう。費用も抑えることができますよ。

快適な浴室にするだけで、毎日の楽しみに繋がります。浴室のリフォームはアートリフォームまでご相談ください！