庭のリフォームをする際のポイントとは?施工の相場もご案内
丁寧に手入れのされた庭を見るとセンスの良さを感じませんか。
庭のリフォームが難しそうに感じるなら、プロに依頼しましょう。
今回は庭のリフォームをする際のポイントと相場についてご案内いたします。
■庭をリフォームするメリット
庭をリフォームするメリットをご紹介いたします。
・予算に合わせてリフォームできる
庭のリフォームの場合、家の構造にかかわる工事が少ないので、途中で規模を変更したり回数を分けたりと、柔軟に対応できるのが魅力です。
そのため、1回あたりのリフォーム費用を予算に合わせやすいのがメリットです。
・防犯対策ができる
庭をリフォームすることは、家の防犯対策にもなります。
玄関付近に大きな壁や樹木があると、周囲は不審者の存在に気付くことができません。
視線を妨げるものを見通しのよいものに変更すれば、プライバシーを守りながら空き巣の被害に遭う可能性を減らせます。
・外観の雰囲気を変えられる
庭のテーマや色を変えると、家はそのままでも全体の雰囲気が変わったように見えます。
視認性がよくなると同時に使い勝手も向上するため、庭をもっと有効活用したくなるかもしれません。
いつまでも美しい庭を保てるよう、手入れしやすい設備や素材を選ぶのがおすすめです。
■庭をリフォームする際のポイント
庭のリフォームを成功させるには、いくつかポイントがあります。
・利用目的をはっきりさせる
リフォームによってどんな風に庭を利用したいのかをはっきりさせておきましょう。
例えば、眺めて癒されるような庭にしたい場合と、ペットの遊び場として活用したい場合では必要になる条件が大きく異なります。
部屋から眺める庭として使いたい場合は、眺める場所によって見え方が違うので、それぞれの部屋から確認しておきましょう。さらに、庭でくつろいで過ごすことも想定している場合は、どのようにくつろぎたいのかまで考えておきましょう。
・リフォーム後に手入れしやすい庭かどうか
庭はメンテナンスが必要です。せっかく理想的な庭にリフォームをしても、自分で手入れができなければすぐに荒れてしまいます。特に植物を植える場合は、落ち葉の処理や水やり、悪天候の際の対応が必要になります。
植物の量や種類は手入れが負担にならない程度にとどめておくようにしましょう。
・数年後の利用も含めて考える
庭のリフォームは数年後を思い浮かべることも大切です。
幼いお子さんがいてお子さんの遊び場としてリフォームをした場合、数年後に遊ばなくなった庭はそのままにしておくのではなく、家庭菜園の場所にするなど活用方法を考えておくことで長く使える庭づくりができます。
■主な庭リフォームの相場
庭のリフォームには様々な種類があります。
こちらでは庭のリフォームについていくつかご紹介いたしますので、これから庭のリフォームを考えている方は参考にしてみてくださいね。
・ウッドデッキ
ウッドデッキの素材には天然木と人工木の2種類があります。
それぞれ特徴が異なり、天然木は長年使うことで独特の味が出ますが、シロアリなどの被害に遭いやすいというデメリットがあります。一方、人工木は樹脂が含まれているのでシロアリがつきにくく、腐食に強いという特徴があります。ただし、デメリットとして天然木よりも紫外線に弱くなっています。
天然木は1平方メートルあたり18,000円、人工木は25,000円が相場ですが、舗装されていない場所では舗装が必要になるので別途費用が発生します。
・花壇
花壇にはコンクリートやレンガを使うのが一般的ですが、プラスチックや発泡スチロールを使うことでリフォーム費用を抑えることができます。
1平方メートルあたり10,000円が相場ですが、素材によって変動します。
なお、植栽をする場合は植物本体の費用と作業費用が必要になり、1本につき50,000~150,000円が相場です。
・芝生張り
芝生も天然芝と人工芝の2種類があり、どちらを選ぶかによって費用が異なります。
天然芝は肌触りが良く寝転がることもできますが、葉が伸びたり、虫がつきやすいので手入れが必要です。相場は1平方メートルあたり3,000円からになっています。
人工芝は高い耐久力とメンテナンスがいらないというメリットがありますが、肌触りは天然芝に比べて劣ります。相場は1平方メートルあたり6,000円からです。
・砂利敷き
砂利は音がするので、庭に敷くことで防犯対策にも繋がります。庭に砂利を敷くと、日本庭園のような自然を感じられる印象に仕上がります。
砂利は1平方メートルあたり3,000円からが相場です。
庭のリフォームといっても、様々な種類があります。まずは理想の庭をイメージするところから始めましょう。
アートリフォームでは庭のリフォーム相談も受け付けております。庭に関するお悩みがありましたらリフォームで解決しませんか。お気軽にご連絡ください。
■目的別!庭を快適に使うためのリフォーム相場
目的に合わせて行う庭のリフォーム相場をご紹介いたします。
・雑草対策のリフォーム
リフォームする面積によりますが、雑草対策のみなら30~50万円が相場です。
また、水はけがよくなる工事と併せても、100万円以内で収まります。
除草シートや人工芝を敷くと草引きの手間を軽減できるでしょう。
・水はけをよくするリフォーム
水はけをよくするリフォームは60~100万円が相場ですが、庭の面積が小さければ50万円以内で収まることもあります。
原因を改善して地中にパイプを埋め、必要に応じて土を入れ替えたり人工芝を敷いたりするケースが多いでしょう。
庭の水はけ対策をすると、雨の多い時期でも庭が水浸しになるのを防げます。
・ガーデニングが楽しめる庭へのリフォーム
ガーデニングが楽しめる庭へのリフォームは、施工面積や工事の規模で相場が変わります。
たとえば、庭の一部に花壇を作る場合だと45万円ほどですが、全体のイメージを変えると100万円を超えることもあります。
・和の雰囲気が楽しめる庭へのリフォーム
庭を和風にするリフォームも、手がける範囲によって費用が変わります。
庭の一部に和の空間を作る場合は15~30万円ですが、庭全体を作り替える場合は70~150万円かかります。
・子どもが遊べる庭へのリフォーム
庭にフェンスや日よけを設けると、子どもがのびのび遊べるようになるでしょう。
日よけやフェンス、テラスを設置する場合のリフォーム費用は、150~300万円が相場です。
■古い庭をリフォームをするとき必要になる3つの費用
古い庭を新しくするとき、リフォーム費用とは別に用意しておきたい3つの費用があります。
・撤去処分費用の相場
1つ目は古い庭の撤去処分で多い植木と庭石の処分に使う「撤去処分費用」です。
<植木の伐採や抜根>
植木が残ったままだと庭を広々と使えません。
また、生長した植木を放置すると、地上に出た根っこにつまずいて転ぶ危険性もあります。
植木の伐採や抜根の費用は20万円以上が相場です。
<庭石の撤去処分>
古い庭の多くは和風であり、和風の庭にはたいてい庭石があります。
不要な庭石はクレーン車で撤去しますが、石の大きさや周辺環境によってはその場で割らなければなりません。
庭石の撤去費用は10~20万円が相場です。
・経年劣化の改善費用の相場
2つ目は「劣化した部分の改善費用」です。
家によっては、リフォームを始める前に経年劣化した部分の改善を行わなければなりません。
場所によりますが、経年劣化の改善費用は50~100万円が相場です。
・広がった庭の使い道
3つ目は「庭を有効活用するための費用」です。
植木や不用品を取り除いた庭は、非常にすっきりしています。
リフォーム後の使い道をあらかじめイメージしておけば、広々とした庭の使い道に迷うことなくすぐに理想を実現できるようになるでしょう。
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