リフォームローンの金利って何があるの?【ローン初心者必見】
妥協はしたくないものの、出費が多いと負担を感じるマイホームのリフォーム。
リフォームで利用できるローンは複数あり、条件や金利が異なります。
「フォームローンを考えているけれど、どれがいいのか分からない」そんな方に向けて、リフォームローンの種類や金利、選び方のポイントについてご紹介いたします。
■そもそもリフォームローンとは
まずはリフォームローンの種類についてご説明いたします。
・リフォームローンと住宅ローンの違い
リフォームで利用できるローンは「リフォームローン」と「住宅ローン」の2つがあります。
【リフォームローン】
多くの金融機関が設定しているリフォームローンの借入上限額は500~10,000万円、借入期間は10~15年です。
基本的に無担保なので、金利は2~5%と少々高めに設定されています。
返済中の住宅ローンがあるなら、リフォームローンも同一の金融機関を利用したり、有担保のリフォームローンを選ぶと、条件によって金利が下がることもあります。
リフォームローンの審査結果は早くて1~2日、借入額によっては団体信用生命保険への加入が必要になります。
【住宅ローン】
住宅購入資金と一緒に借入れる方が多く、借入上限金額は5,000万~1億円、借入期間は最長35年と長く、金利はおよそ1~2%です。
借入額が大きいため、団体信用生命保険への加入はほぼ必須で、審査が厳しく、結果が分かるまで最短でも2週間は待たなければなりません。
リフォームの費用が少額なら、無担保型のリフォームローンを利用するのもひとつです。
・固定金利と変動金利について
リフォームローンの金利は「固定金利型」と「変動金利型」の2種類があります。
【固定金利型】
固定金利型の特徴は「毎月の金利が固定」というところ。
市場からの影響を受けにくく、毎月の返済額が分かりやすいといったメリットがあります。
さらに固定金利は「長期固定金利型」と「固定金利選択型」の2つに分かれ、前者は返済開始と終了までの利率が同一、後者は一定期間を過ぎると金利が選択できるようになります。
【変動金利型】
変動金利型の金利は定期的に見直されるので、下がることもあれば上がることもあります。
ほとんどの金融機関は半年ごとに金利の見直しを行っており、返済金額も5年ごとに見直されます。
金利の安いタイミングに利用すれば、借入期間の短縮が期待できるというメリットがあります。
・リフォームローンの最安金利は2.5%
利率は金融機関の規模や商品によって異なりますが、リフォームローンの最安利率は2.5%となっているようです。
耐震リフォームやエコリフォームなど、国が指定する条件をクリアしていれば金利が優遇される可能性も高くなるので、リフォーム減税と併せて利用すると、さらにお得なリフォームができるかもしれません。
■リフォームローンの返済方法
次にリフォームローンの返済方法についてご紹介いたします。
返済方法には「元金均等返済」と「元利均等返済」の2つがあります。
・元金均等返済
金利を除いた元金返済額が一定で、毎月の元金残高によって金利が変動します。
【メリット】
月日の経過とともに毎月の返済額が減っていきます。
元金の減りが早く、後に紹介する「元利均等返済」と同じ期間、同額を借り入れた場合、こちらのほうがトータルの返済額が少なくなります。
【デメリット】
返済開始時の金額が高額になりやすく、経済的に余裕がなければ負担を感じます。
・元利均等返済
毎月の返済額が一定になる返済方法で、住宅ローン・リフォームローンでよく用いられる返済方法です。
【メリット】
毎月の返済額が一定なので、返済計画やライフプランが立てやすくなります。
【デメリット】
返済開始からしばらくの間、返済額の多くを利息が占めるため、元金の減りが遅くなります。前出の「元金均等返済」よりもトータルの返済額が多くなります。
■リフォームローンを選ぶポイント
最後にリフォームローンを選ぶ際のポイントを3つご紹介いたします。
・金利体系と諸経費について
「毎月の負担を減らしたいから、少しでも金利の低いところを選ぼう」と考える方も多いと思います。
しかしリフォームローンの商品によっては、金利が安くても事務手数料や保証料などの諸経費が別途必要になる場合があります。
リフォームローンを比較する場合は、金利だけでなく諸経費を含むトータルコストを比較するようにしましょう。
・融資限度額について
借入額が大きいと、リフォームローンが利用できないことがあります。
多くの金融機関では上限を500万円としているので、500万円以上かかるリフォームを考えている場合は融資上限金額の高いリフォームローンを探しましょう。
・団体信用生命保険について
大規模リフォームで高額ローンを組む場合、団体信用生命保険への加入を義務づけている金融機関がほとんどです。
団体信用生命保険とは、借り入れた本人が不慮の事故や病気などで返済困難になった場合、保険会社が返済を立て替えてくれるシステムです。
ただし健康状態が良好でなければ加入が難しく、日々の生活習慣を整えておくことが大切です。
リフォームローンを選ぶ際は、借入額や返済期間、金利、返済方法、諸経費などのトータルで判断しましょう。
工事内容によってはリフォーム費用が高額になります。
リフォームローンを上手に選んで、毎月の負担を軽くするように努めましょう。
リフォームについて分からないことがあればアートリフォームまでご相談ください。
実績豊富なリフォームのプロがお客様の理想に沿ったプランをご提案いたします。