【リフォームローン】金利の相場や最低利率について

小銭

物価による金利の変動は、ローンの返済時に影響を及ぼします。リフォーム金額が大きい場合、金利も大きいので慎重になりますよね。今回はリフォームで利用できるローンの種類や金利の相場などをご紹介いたします。

■リフォームで使えるローン

突然リフォームが必要になった時、すぐにまとまったお金を用意できますか?数万円なら可能かもしれませんが、数十万から数百万という高額になると、ちょっと難しいですよね。そんな時に利用したいのがリフォームのためのローンです。リフォームで利用できるローンは「リフォームローン」と「住宅ローン」の2種類があります。

・リフォームローン

借入額は500~1,000万円までで、借入期間は5~10年です。

無担保型と有担保型があり、無担保型の金利は若干高めに設定されています。審査が早く、通りやすいのが特徴で、一般的に小規模リフォームのローンに向いています。

・住宅ローン

借入額が5千万~1億円とかなり高額のため、一般的に物件の購入時に利用されることが多いですが、リフォームの際にも利用することができるローンです。リフォームローンに比べて審査が厳しいものの金利は低く、借入期間も最長35年と長めに設定されています。

住宅ローンの場合、団体信用生命保険に加入することが定められている場合もあります。

~団体信用生命保険~

借主が死亡または重度の障害を負った場合でも返済が続けられるよう加入する保険で、ローン残高が生命保険でまかなわれるというものです。

・2つは同時に利用できる?

結論から言うと、リフォームローンと住宅ローンは併用できます。

ただし他にも返済中のローンがある時は、審査に時間がかかったり、借り入れ限度額が引き下げられる可能性があります。もし併用するとなると返済額が増えることになるので、計画をしっかり立ててローンを組みましょう。

リフォームローンと住宅ローンをセットにした一体型ローンを取り扱っている金融機関もあるので、検討してみるのも良いですね。

■リフォームローンを選ぶ

クエッション

住宅ローンに比べて借入しやすいのがリフォームローンです。リフォームローンには先述したとおり無担保型と有担保型があります。両者の違いについて見ていきましょう。

・無担保型リフォームローン

無担保で借り入れできる分、金利が高めに設定されています。審査結果にかかる時間は1週間と短いので、急なリフォーム時には便利といえるでしょう。金融機関によりますが、無担保型リフォームローンの借入限度額は500~2,000万円、返済期限最長は10~20年、金利2.5~4.8%が一般的です。

・有担保型リフォームローン

借入の際に担保が必要になるリフォームローンです。借入限度額は2,000~3,000万円、返済期限は35年と無担保に比べて長めに設定されています。金利は0.6~4.8%が一般的です。審査は無担保型と比べて厳しく、多少時間を要します。審査が通らない場合もあるということも頭に入れておいてください。

~担保とは~

返済が難しくなった時に、債権者(金融機関)に差し出す物資をあらかじめ設定しておく制度です。

担保には「人的担保」と「物的担保」の2種類あります。人的担保は保証人が代わりに返済をするというもので、物的担保は土地や不動産、株や有価証券などの財産が対象となります。

■リフォームローンの金利相場

悩む

担保以外に気になるのは金利ですよね。ローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の2つがあります。

・変動金利

変動金利とは、市場金利の変動に合わせて金利が見直されるシステムです。金利が低い時は返済額も下がるのがメリットですが、金利が上がった時は元金の返済が厳しくなるというリスクもあります。利率は固定金利よりも低く設定されています。

・固定金利

返済が終了するまで金利が変わらないのが固定金利で、利率は変動金利よりも高く設定されます。固定金利はさらに「長期間固定金利」と「固定金利選択型」に分かれます。

前者は初めから最後まで同じ金利を支払い、後者は初めのうちは固定された金利を支払い、指定した期間を過ぎれば変動金利に切り替えることができるというシステムです。

・リフォームローンの最低金利

金利が最も低い金融機関はネットバンキングで、地方銀行、都市銀行の順で安くなります。ネットバンキングが安く設定できるのは、窓口の対応に人件費がかからないことが理由のようです。

現在リフォームローンは、金利の最安値が2.5%となっており、リフォーム内容などによってはさらに金利が安くなる場合があります。

例えば省エネリフォーム、バリアフリーリフォーム、長期優良住宅化リフォームは比較的審査が通りやすく、借主と金融機関の取引状況が良ければより低金利での融資も期待できます。

ローンの具体的な審査内容は発表されていませんが、借入時と完済時の借主の年齢や年収、勤続年数、健康状態が評価対象となるようです。

リフォームでローンの選択に迷った時は、借入期間と借入上限額、担保の有無、手数料、保険加入の可否で検討しましょう。

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