【リフォームローンを検討している方へ】リフォームローンの上手な活用方法
リフォームをする際、ローンを検討する方も多いのではないでしょうか?リフォームで使えるローンには種類があり、金利やサービス内容が金融機関によって異なります。リフォームローンや他のローンとの違い、上手に活用する方法を解説します。
■リフォームに活用できるローン
リフォームに活用できるローンはリフォームローンと住宅ローンの2種類あり、リフォームローンはさらに無担保型と有担保型の2つがあります。これらの違いから見ていきましょう。
・リフォームローン
リフォームローンとは住宅ローンの一種で、利用できる用途がリフォームやリノベーションに限られています。
<無担保型>
リフォームローンを無担保で借りることができますが、有担保型と比べて金利が高めで、借入額が低く、返済期限も短めの設定になります。その代わり比較的審査が通りやすく、審査が完了するまで一週間と期間も短いことが特徴的です。
住宅ローンを既に組んでいる方でも、併用してリフォームローンを借り入れることが可能です。しかしその場合金利が高くなり、返済額も上がるので、しっかりと計画を立てる必要があります。
<有担保型>
有担保型のリフォームローンは、担保が必要となる分、借入額の上限が上がります。そして、金利が低く、返済期間が長くなります。有担保型のデメリットとしては、審査期間が長い上、融資を受けられないという点があります。無担保型も有担保型も一長一短があるので、自分に合ったローンはどちらなのかをじっくり検討することが大切です。
・リフォームローンと住宅ローンの違い
住宅ローンの特徴は、リフォーム以外の用途にも利用できるという点です。そして、リフォームローンよりも借入額が高い、金利が安い、返済期限が長いというメリットがあります。
住宅ローンはリフォームローンよりも高い額を借りられるので、その分審査が厳しくなります。事前審査と本審査の2段階に分かれているので、結果が出るまで2週間以上かかることも稀ではありません。
■リフォームローンを比較するポイント
リフォームローンは各金融機関によって、サービスや金利が異なります。返済の金額や期間が変わってくるので、複数社で比較することをおすすめします。
比較するポイントは次の通りです。
・金利
金利の比率は、やはり低い方がお得です。期間限定で特別金利を設定している機関もあるので、返済期間や利率などを含め総合的に考えましょう。返済シミュレーションができるサイトもあるので、活用してみてください。
・金利以外のコスト
融資の条件や金利以外にも、保証料、事務手数料、登記費用、印紙代といった諸経費が必要となる場合があります。比較する際は、金利以外のコストも含めて検討しましょう。
・融資限度額
リフォームローンは住宅ローンよりも、借入可能額が低く設定されているので、リフォームの費用が高額になると、リフォームローンでは賄いきれない可能性が出てきます。
限度額上限を500万円としている金融機関が多いですが、上限金額は金融機関によって変わってきます。金融機関の比較サイトを確認してみましょう。
・審査項目
無担保型のリフォームローンの審査項目は、金融機関ごとに内容を決めている場合が多いのが現状です。金融機関のサイトに審査内容が記載されていることもあるので、確認してみると良いでしょう。
・団体信用生命保険
ローン返済中に借入名義人が高度の障害を患う、または死亡するという可能性があります。団体信用生命保険とは、そういった場合に残りの返済額を生命保険で支払うというものです。返済期間が長期の場合や融資を受ける時の年齢が高い方の場合、団体信用生命保険に入れる機関の方が安心ですね。
■リフォームローンをお得に活用しよう!
最後に、リフォームローンを上手く活用するコツをお伝えします。
・返済期間を短くする
リフォームローンの返済額は、返済期間によって大きな差が出ます。出来る限り返済期間を短くして、負担を軽くするのも一つの方法です。
返済期間は個々に設定できるので、まずは借入金額、返済期間、返済額を計算してみましょう。
・金利優遇を利用する
信販会社が大手住設メーカーやリフォーム会社と組んで、金利優遇キャンペーンを行っている場合があります。この場合、一緒に組んでいるメーカーや会社の商品を使っていることを条件としているケースが多いです。
こういった情報を見逃さないよう、こまめにチェックすることをおすすめします。
・中古購入とリフォーム一体型ローンを活用する
「フラット35(リフォーム一体型)」、「フラット35リノベ」といった中古購入リフォーム一体型のローンは、購入資金とリフォームの資金をまとめて借りることができ、その上低金利で返済期限が長いというものです。
中古物件を購入してリフォームすることを考えている方は、この一体型ローンがおすすめです。
しかし、購入費用とリフォームの費用が先に分かっていないと、一体型ローンは利用できないので注意してください。
■まとめ
今回は、リフォームローンについてまとめました。
リフォームローンは金融機関によって条件が異なるので、金利だけでなく総合的に判断するようにしましょう。
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