お風呂を格安リフォーム!チェックしておくべきポイントまとめ!
お風呂をリフォームしたいけど、お金がかかりそうで、なかなか手が出せない…という悩みをもった方は多いと思います。リフォームする際は自分が使用しているお風呂のタイプや、どういったものにリフォームするのかが重要になってきます。今回は、お風呂の種類から、費用の相場、そして費用を抑える方法などをご紹介します。リフォームを検討している方は是非、参考にしてください。
■お風呂リフォームの相場
お風呂をリフォームする際にかかる費用の相場はいくらなのか、調査してみました。
・シャワーの交換
シャワーを止めても、水がポタポタと落ちる。水量が少ない。シャワーホースやヘッドの経年劣化が酷いといった故障の場合、シャワーを交換する必要があります。既存の古いシャワーから新しくする場合、費用の相場は約3~5万円程度が相場といわれています。
・床や壁の貼り換え
床や壁を貼り換える場合は、選ぶ素材によって、費用が変動します。
床をリフォームしたい場合の主な素材は、掃除がしやすい樹脂床材、リラックス効果の高い木製床材、デザインバリエーションが豊かな、タイル床材などがあります。
主な素材 | 樹脂素材 | タイル | 木製 |
床の張り替え相場 | 5万円 | 10万円 | 15円 |
壁をリフォームする際の、素材には床素材と同様に、木製やタイルなどがありますが、費用を比較的に安く押さえられる塗装や、浴室シート、パネルなどがあります。
素材によって、安い高いはありますが、価格だけで選ぶのではなく、使いやすさなどを考慮して選ぶと、後々後悔することもなくなります。
主な素材 | 木製 | タイル | 塗装 | 浴室シート | パネル |
壁の張り替え相場 | 50~60万円 | 10~15万円 | 10~12万円 | 12~20万円 | 15~20万円 |
・ユニットバスの入れ替え
ユニットバスをリフォームする場合は、まずは現在使用しているお風呂のタイプを把握することが大切です。お風呂の種類には「在来工法」と「ユニットバス」の2つがあります。現在、主流となっているのはユニットバスで、マンションの浴室はほぼこの形式になっています。床や浴槽、壁、天井、ドア等が一体になっていて、防水性が高いです。在来工法は築30年以上の古い住宅などで見られる形式で、浴室の周囲に防水加工を施し、コンクリートやタイル張りなどで壁や床を作っていきます。ユニットバスと比べて目地などの掃除をするのが大変で、工期がかかってしまいますが、従来工法であれば、好みのデザインへ自由に変えることができます。
・ユニットバスからユニットバスへのリフォーム…50~150万円(内訳:ユニットバス本体30~60万円、工事費用20~40万、オプション機能の追加10~50万円程度)
・在来工法からユニットバスへのリフォーム費…160~200万円(解体工事費と土間部分の補修工事費が必要になります。解体・補修工事の規模によっても費用は変動します)
■コストを抑える方法
リフォームはかなりのお金を消費します。少しでもコストを抑えたいという方に向けて、おすすめの節約法をご紹介します。
・相見積もりする
相見積もりとは、複数の業者から見積もりの依頼をして、費用を出してもらう方法です。リフォーム工事は大きさや浴室の種類によって、費用は異なるので、明確な定価はありません。しかし、複数の業者を比較することで、最適な金額に抑えることができ、悪徳業者と契約させられるリスクも少なくなるので、とてもオススメです。
・グレードを下げる
ユニットバスへリフォームする場合は、100万円以上の経費がかかってしまうケースもあります。有名なブランドやメーカーを選んでしまうと、どうしても費用がかさんでしまうので、あえてグレードを下げて、古いタイプの商品でリフォームしてみるのはいかがでしょうか。リフォーム業者のなかには古いメーカーの在庫品を取り扱っている場合があるので、問い合わせてみましょう。
・オプションを厳選
利便性を追求したくなる気持ちも解りますが、浴室暖房乾燥機やミストサウナなど機能性にこだわり過ぎると、それだけ費用も高くなります。
リフォームする際は、その機能が本当に必要なものかどうかを吟味して、オプションを厳選することで、費用を安くすることができます。
・節電・節水機能で節約
地球にも家計にも優しい節電・節水機能を持つシャワーを選ぶと、従来の機器に比べても大幅な節水が可能になります。リフォームで一時的にお金がかかってしまったとしても、節水機能付きのシャワーを選べば、年間で2万円ほどの節約が可能になってくるので、長期的にはかなりお得感のある機能です。節約したい際は、こういったエコ機能もチェックしてみるといいでしょう。
■補助金を受けられるケース
お風呂のリフォーム内容によっては、地方自治体から補助金を受けられるケースもあります。ここで、その条件などを見ていきましょう。
・介護保険制度
介護目的のリフォームの場合、一家庭に20万円まで、リフォーム費を負担してもらえます。(かかった費用の1割は自己負担)
公的介護保険の認定を受けている方に適用されます。お風呂のリフォームの場合は、2枚扉に変えて、開口幅を広げる、躓きにくいように、段差をなくす、介護しやすい浅い浴槽に変えるといったリフォームを行うことによって、補助金が支給されます。
・リフォーム減税制度
お風呂のバリアフリー化や省エネリフォームは、所得税の控除や固定資産税の減額対象になります。所得税控除の場合、「投資型減税」「ローン型減税」の二つの方法があります。
投資型減税は、現金一括払いでもローン返済でもOKです。控除対象限度額を上限として、工事費の10%を所得税から控除。
ローン型減税の場合は、5年以上のローンを組んで、リフォーム代を返済することができます。その際は、ローン残高の2%と、その他のリフォームのために借りたローン残高の1%を控除することが可能です。固定資産税の減額は地方自治体に申告すると、翌年度の固定資産税を3分の1まで減額することができます。
・地方自治体の補助金制度
地方自治体によっては、リフォームの補助金、助成金制度があります。しかし、お住いの地域によって、異なりますので、お住いの地域の自治体にリフォームの種類を伝え、対象かどうか聞いてみるといいでしょう。「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」というサイトを使うと、詳細が解ります。
まとめ
お風呂のリフォームは種類や大きさ、業者によって、かかる費用が変わってくるので、現在、自分が使用しているお風呂のタイプを確認し、最適な費用で工事してくれる業者を見つけることが大切です。
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