玄関の下駄箱をリフォーム!下駄箱の種類、費用、注意点、玄関をよりおしゃれな空間に仕上げる方法
住宅の顔と言われる玄関は、できるだけおしゃれな空間に近付けたいですよね。特に下駄箱はさまざまなタイプがあるため、住宅の雰囲気や収納量に合わせてリフォームしましょう。
今回は下駄箱の種類をはじめ、リフォームの費用や注意点、玄関をよりおしゃれな空間に仕上げる方法も併せてご紹介いたします。
■下駄箱の種類とリフォームにかかる費用
下駄箱にも種類があるため、玄関や予算に合わせて最適なものを選びましょう。
・カウンタータイプ
比較的安価で、他のタイプより目にすることの多い下駄箱です。高さが100cm前後のため、小さなお子さんがいるご家庭でも使いやすいでしょう。また、天板の上に写真や花など小物を飾ることもできます。
リフォーム費用は、5~10万円程度が相場です。
・壁面収納タイプ
壁一面が下駄箱になっており、見た目がすっきりしているのが特徴です。収納力にも優れているので、多くの靴やものを収納できます。扉に鏡を取り付ければ、姿見として活用できるのもメリットです。
リフォーム費用は、12~40万円程度が相場です。
・フロートタイプ
足元に空間を設け、宙に浮かせたような見た目から名付けられた下駄箱です。天井まで高さのある容量が大きいタイプから、腰高の使いやすいタイプまで幅広い製品があります。足元の空間に植物や照明を設置すれば、おしゃれな玄関を演出しやすいのもメリットです。
リフォーム費用は、12~40万円が相場です。
・カウンター+吊り戸棚タイプ
カウンタータイプの上に、吊り戸棚を設置した下駄箱です。収納力が優れているだけでなく、天板に小物を飾れるメリットもあります。
リフォーム費用は、10~20万円程度が相場です。
・土間収納タイプ
玄関横に広い収納スペースを設けた下駄箱です。ベビーカーやキャンプ用品、ゴルフセットなど、大きなものも収納したい場合に適しています。
リフォーム費用は、30~50万円程度が相場ではあるものの、広さによっては100万円以上がかかるケースもあります。
■下駄箱をリフォームする前に確認すべきこと
下駄箱リフォームの失敗を防ぐために、事前に確認しておきたいことをご紹介いたします。
・手持ちの靴に適した下駄箱を選ぶ
まずは、手持ちの靴の数や種類を確認しましょう。たとえば、ハイヒールやロングブーツなどが多い場合、可動棚や縦のスペースがある下駄箱が適しています。
・靴以外に収納したいものを考える
できれば、玄関で必要なものをまとめて収納できる下駄箱が望ましいですよね。自分が「下駄箱に収納できると便利だな」と思うものをピックアップし、収納したいものに合わせて選ぶこともポイントです。
・容量だけで選ぶと玄関が狭くなることも
下駄箱は容量が大きいほど便利と思われがちですが、玄関が使いにくくなるようでは本末転倒です。扉の開閉や窓からの採光なども視野に入れ、適切な大きさの下駄箱を選びましょう。
■玄関ドアにもこだわれば、よりおしゃれな空間に
玄関は住宅の顔です。下駄箱と一緒に、玄関ドアのリフォームはいかがでしょうか。
・玄関リフォームの費用
玄関リフォームにかかる費用は10~50万円が相場で、玄関ドアや鍵の交換など1日で完了するリフォームが多くを占めます。条件を満たせば補助金制度を利用できる場合もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
・玄関ドアを選ぶポイント
玄関ドアは大きく分けて、「開き戸」と「引き戸」の2種類があります。一般的なのは開き戸ですが、バリアフリーを意識するなら引き戸もおすすめです。
また、玄関ドアは選ぶ色によって玄関の印象を大きく左右します。よく選ばれているのは、木目調や無彩色など落ち着いた色です。白やナチュラルブラウンは玄関の雰囲気を明るくするだけでなく、下駄箱の色と調和しやすいメリットもあります。
反対に、個性を発揮したい場合は、存在感のある鮮やかな色を選びましょう。ただし目立つ分、全体のバランスを意識することが重要です。
アートリフォームでは、玄関リフォームのご相談も数多く承っております。現在の玄関や下駄箱に不便さを感じておられる方や、おしゃれな空間にリフォームしたい方は、ぜひアートリフォームまでご相談ください。