玄関ドアを引き戸へ交換したい!交換方法や費用、選び方を教えて!
玄関ドアは大きく「開き戸」と「引き戸」に分けられます。現在ではおしゃれな引き戸が増えているため、開き戸から引き戸へ交換したいと考える方も少なくありません。
今回は玄関ドアを引き戸へ交換したい方に向けて、メリット・デメリットをはじめ、交換方法や費用、選び方まで詳しくご紹介いたします。
■玄関ドアを引き戸へ交換するメリット・デメリット
まずは玄関ドアを引き戸に交換するメリットとデメリットを紹介します。
・玄関ドアを引き戸へ交換するメリット
<荷物の出し入れがしやすい>
開き戸の場合は両手が荷物で塞がっていると、どちらかの手から荷物を離す、または足や腕などでドアを抑えなければ出入りできません。しかし引き戸であれば両手が塞がっていても、指先を少し引っ掛けるだけで簡単に開閉できます。またベビーカーや車いすなど、大きなものも簡単に出し入れできるため、バリアフリーにも効果的です。
<開閉時の安全性が高い>
開き戸の場合、ドアの前に人がいると開けたときにぶつけてしまう可能性があります。特にお子さんなどは背が低いので、すりガラスを取り付けていても気が付きにくいかもしれません。また、手や指を挟んでけがをする可能性もありますが、引き戸であればこれらの心配は不要です。
・玄関ドアを引き戸へ交換するデメリット
<防犯性の低さ>
基本的に引き戸はガラス部分が多いため、玄関ドアに用いた場合、割られてしまう可能性があります。また、ドアの重なった部分に隙間があるので、ピッキングをされてしまう可能性も考えられます。開き戸に比べると防犯性は低いため、対策を考えておきましょう。
<気密性が低い>
上記でもご紹介したように、引き戸には隙間があります。そのため開き戸に比べると気密性が低いので、断熱性や防音性を重視する方にはおすすめできません。
しかし、気密性の高いガラスを採用するなどの対策もあるため検討してみましょう。
■玄関ドアを引き戸へ交換する方法と費用
・玄関ドアを引き戸へ交換する方法は2種類
引き戸へ交換する方法は既存の玄関ドアを入れ替える方法と、間口の大きさを変更する方法の2種類です。玄関ドアを入れ替える場合は、最初から間口が開けている必要があります。
・引き戸へ交換するにはいくらかかる?
引き戸への交換方法によって費用は異なります。
間口の大きさを変更せずに玄関ドアを入れ替えるだけであれば相場は30万円、間口の変更が必要な場合は50万円が相場です。
・開き戸から交換する際に注意すべきこと
間口の大きさを変更する場合は、補強工事など追加工事によってさらに費用が高くなることもあります。追加工事にはおよそ20万円が必要になりますが、玄関の高低差などによって費用が異なります。事前に追加費用について、見積もりや問い合わせを十分にしておきましょう。
■玄関ドアを自分好みの引き戸へ交換しよう!
・引き戸の種類と特徴
引き戸には大きく3つの種類があります。
①片引き戸
1つのレール上をスライドして開閉するタイプです。開けたときに片側へ扉が収納されるためスッキリした外観と使いやすいのが特徴です。
②引き違い戸
2つのレール上に2つ以上の戸があるタイプです。襖のような形をしており、左右どちらにも開けます。
③両引き込み戸
中央に戸があり、それぞれを左右にスライドさせるタイプです。間口が広く取れるため、ベビーカーや車いすなどの出し入れもしやすいでしょう。
・好みのデザインを探すのも◎
引き戸は和のイメージが強いかもしれませんが、モダンな木製のタイプや洋風タイプもあります。住宅全体の雰囲気に合わせて好みのデザインを探してみるのもおすすめです。
・素材による違いについて
木製は断熱性に優れていたり、金属製は耐久性に優れていたりなど、素材によって特徴が異なります。また、引き戸のガラスにも2枚以上重なった断熱性の高いものや、採光に優れたもの、網戸がついて換気がしやすいものなど、さまざまな種類があります。住宅の状態や希望に合わせて必要な性能を選びましょう。
快適な生活を送るためにも一度、玄関ドアを見直してみませんか?アートリフォームではご希望に合わせた引き戸のリフォームをご案内いたしますのでぜひご相談ください。