階段のリフォームにはどんな種類がある？事例と併せてご紹介します！

階段は上り下りのしやすさが非常に重要です。小さなお子さんや年配の方がいるご家庭では階段をリフォームすることで事故を予防する効果があります。
今回は階段のリフォームについてご紹介いたします。

■階段のリフォームにはどんな種類がある？

まずは4種類の階段リフォームをご紹介いたします。

・手すりを設置する

小さなお子さんやご年配の方がご家族にいる場合は、手すりを設置することでバリアフリー対応にもなります。
手すりの設置は10万円程度が相場ですが、助成金を利用することでさらに費用を抑えられることもあります。助成金を使いたい場合は、助成金の制度に詳しいリフォーム会社に依頼すると安心ですよ。

・階段の大きさを変更するリフォーム

段差が急で使いづらい場合は階段を大きくするリフォームがオススメです。階段の大きさを変えることで、急な階段を緩やかな勾配にすることもできます。相場は50万円からですが、間取り変更が必要な場合はさらに高額になります。
階段の周囲に余裕がある場合は、間取り変更が必要なくなります。
階段の段数を増やすリフォームもありますので、予算や工事の内容によっては階段の段数を増やす工事を考えても良いでしょう。段数を増やす場合は20万～50万円が相場となっています。

・滑り止めの設置

踏み面の幅を変えずに安全性を高めたい場合は、階段に滑り止めを貼るのが有効です。非常にリーズナブルに施工でき、相場は1万円からになっています。滑り止めはホームセンターなどでも購入ができるため、DIYでの設置を考える方もおられるかもしれませんが、素材や耐久性などを考えると業者に依頼する方が良いでしょう。

・収納を設置する

階段を収納に活用するリフォームにも人気があります。階段の下に収納を設けることで大容量の収納を確保できます。費用相場は5～30万円です。階段の下に既存の設備がある場合は撤去費用が発生し、建具を設置する場合は新たな設置費用がかかるため差額が出やすくなっています。

中には収納ではなく小さな書斎や、作業スペースとしてリフォームする方もいます。在宅ワークに移行する方が増えているため、新たに作業スペースが欲しい場合は階段下の有効活用を考えてみるのも良いかもしれません。

■大掛かりな階段のリフォーム

ここからは規模の大きな階段リフォームについてご紹介いたします。

・階段を取り替える

位置を変えずに階段を新しいものに変更するリフォームは、階段を一度すべて撤去して、新たに作らなくてはなりません。そのため、工事期間中は2階への移動ができないことになりますので注意が必要です。
事前にリフォーム会社に工期を確認して、移動ができなくても問題ないようにしておきましょう。
費用の相場は60万円からですが、素材やデザインなどにこだわると100万円を超えることもあります。

・階段の位置を変更するリフォーム

階段の位置を変えるリフォームは、間取り変更が必要になります。場合によっては住宅を支えている柱や壁を移動しなくてはならないケースもあり、同時に必要な工事が増えることでリフォーム費用も高額になっていきます。相場は200万円からですが、中には300万円以上かかることもあります。

また、建築確認申請が必要になるかという点にも注意が必要です。リフォームの規模が大きい場合は、地方自治体に申請をしなくてはリフォームできないことがあります。
階段の位置を変えたい場合はまずリフォーム会社に相談し、建築確認申請が必要かどうかも併せて確認しておきましょう。

階段のリフォームは住宅の基盤にも関わることなので、経験とノウハウが豊富なリフォーム会社への依頼をオススメします。
アートリフォームは創業65年以上かつ、年間施工数6,000件以上と十分な実績がありますので安心してご依頼ください。