和室リフォームでは何ができる？事例もご紹介いたします！
最近は和室をリフォームするご家庭が増えています。和室をリフォームすることで新しい活用方法を見出したり、利便性が良くなったりと住宅の価値を上げることができるため、和室の使い方などに悩んでいる場合はリフォームを考えてみると良いかもしれません。
今回は和室のリフォームについてご紹介いたします。
■和室から洋室にリフォームする場合
まずは人気の和室から洋室にリフォームするケースについてご紹介いたします。
・和室全体のリフォームをする場合
和室を洋室にリフォームする場合、天井・壁・床・収納・建具と多くの場所に手を加えなくてはなりません。前もって全てのリフォームにかかる費用を計算しておくことが大切です。
6畳くらいの和室であれば、予算は50万円程度からを見積もっておいた方が良いでしょう。収納や天井を和室のままにしておくことで費用を抑えられるケースもあります。大規模なリフォームを希望する場合は、100万円前後かかることもあるので、予算に合わせてリフォームしたい場所を選んでみるのも良いかもしれません。
・部分的に和室をリフォームする場合
次に和室の一部分だけをリフォームする場合についてご紹介いたします。
なお、費用相場は全て6畳が目安になっています。
＜天井や壁のリフォーム＞
天井は板張りであることが多く、べニア板の下地とクロスを張ることで洋室へとリフォームすることができます。リフォームの費用は10万～20万円程度が相場になります。
マンションの壁の場合、クロスを張る簡単なリフォームで雰囲気を変更できます。費用は数万円程度と、戸建に比べて予算を抑えることができます。
戸建住宅の和室に多い真壁（しんかべ：柱などが表に出ている壁）の場合、下地を張った上からクロスを張る方法になり、費用は25万円前後かかります。
＜床のリフォーム＞
畳からフローリングに変えるリフォームは、畳を撤去した後に下地を作らなくてはなりません。築年数が経過している戸建住宅は断熱材を入れたり、床の高さを周囲の部屋と合わせたりと、快適に使用するための調節が必要になります。マンションの場合は防音対策が必要になります。
また、使用する床材によって費用が異なります。費用を抑えたい場合にはクッションフロアがオススメです。クッションフロアなら10万～18万円程度でリフォームが可能です。フローリングにする場合は10万～35万円が相場になります。特に無垢材を使用する場合は高額になりやすいため、予算や機能性、見た目のトータルで納得のいく素材を選びましょう。
＜押し入れのリフォーム＞
押し入れからクローゼットにする場合のリフォームは、10万～25万円が相場です。襖の形を残して簡易クローゼットにする場合は10万円以下でリフォームできることもあります。
押し入れの奥行きを活かしてウォークインクローゼットにすることもできますが、リフォーム内容によっては50万円近くかかることもあるので、予算は少し高めに見積もっておいた方が良いでしょう。
■使いやすい和室にリフォームする場合
和室を活かしたリフォームについて3種類ご紹介いたします。
・畳の交換
畳の張り替え（交換）は裏返し・表替え・新調の3種類となります。裏返しは2年～5年、表替えは裏返しから5年が目安です。畳を新調する場合は10年～15年が目安となります。
費用相場は1畳ごとの値段です。裏返しで4,000円、表替えで5,000円～2万円、新調で1万円からになっています。新調は畳のグレードで費用が異なり、高額なものだと1畳で5万円以上するものもあります。
・掘りごたつの設置
リフォームで掘りごたつを設置する場合、床材を剥がして穴を掘らなくてはなりません。
リフォームの相場は20万～60万円ですが、こだわると100万円以上かかる場合もあります。掘りごたつの設置を希望する場合の予算は、50万円からを目安にしておくと良いでしょう。
・リビングに小上がりを設置する
リビングの一角を小上がりの和室にする場合、畳の新調と段差の造作で50万～120万円程度必要になります。畳ユニットを使うことで費用が抑えられることもあります。天井や襖など、細かい部分にこだわると費用が高額になります。
和室を洋室にするリフォームだけでなく、最近は和モダンな和室や洋室の人気も高まっています。和室のリフォームはアートリフォームまでご相談ください！
アートリフォームの中古リノベーションの詳細はこちら
■おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介！
【アートリフォーム実例】収納量たっぷりの畳下収納がある造作和室
【アートリフォーム実例】和モダンスタイルで和室との境目をバリアフリーに
