【在来からユニットバスへのお風呂リフォーム】素材、グレード、工期について
ユニットバスとは、すでに成形されている浴槽や壁などのパーツを搬入して組み立て、設置するタイプのお風呂を指します。
工期が短く済み、オプション設備も充実していることから、最近のお風呂リフォームではユニットバスの導入が目立ちます。
今回は、ユニットバスへのお風呂をする前に知っておきたい内容についてご案内いたします。
■ユニットバスへのお風呂リフォームについて
ユニットバスにリフォームをしたい場合、いくつか考えておきたいことがあります。
これからお風呂のリフォームを考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
・浴槽の素材
浴槽の素材によって見た目や使い勝手が異なります。デザインだけで選んでしまうと、後から気になることが出てくることもありますので、素材それぞれの特徴に気を付けましょう。
代表的な素材について簡単にご紹介いたします。
<人工大理石>
加工性に優れており、浴槽の形を合わせやすい。表面が滑らかで汚れが付きにくいが、柔らかく傷がつきやすい。
<FRP>
繊維強化プラスチックのこと。1万円~30万円台と価格の幅が広く、ラインナップが豊富で選びやすい。スタンダードなタイプは10万円程度が相場。穴が開いたりヒビが入っても修正しやすいが、汚れや黄ばみなどが目立ちやすい。
<ホーロー>
高い保温性をもつ。ガラス質のコーティングが施されているのでカビに強く、汚れが付きにくい。ただしコーティングが剥がれると錆が発生する。
・グレード
一般的にユニットバスのグレードには「シンプル」「スタンダード」「ハイグレード」の3つが存在し、グレードの違いによってドアの開閉タイプ、浴槽の断熱性、デザインなどが異なります。
ハイグレードタイプに比べて、スタンダードやシンプルタイプでは選べる機能が限られてくることも。それぞれどのような機能をもつのかを確認したうえでグレードを選ぶと、失敗しにくくなります。
・お風呂リフォーム中のお風呂
お風呂をリフォームする際に考えておきたいのが、「リフォーム期間中のお風呂」についてです。
在来工法からユニットバスへの変更は平均で1週間ほどですが、加工処理や季節によってはさらに日数がかかることもあります。
短期間のリフォームならタオルで身体を拭くという手段もありますが、場合によっては近所の銭湯を利用することになるでしょう。近くに銭湯がない場合は、リフォーム業者に簡易シャワーを用意してもらえるか相談してみましょう。ただし、別途費用が発生する可能性があります。
■お風呂リフォームの流れと注意点
・お風呂リフォーム完了までの流れ
在来工法からユニットバスへリフォームする場合の流れを簡単にご紹介いたします。
<1日目>
家財や床・壁などの養生作業
既存の浴室の解体と撤去
給排水管の工事(場合によっては電気配線の工事も)
<1日~3日目>
ユニットバスを設置するための基礎工事
<4日目>
新しいユニットバスの搬入と組み立て作業
換気扇や照明などの電気工事
<5日目>
ドア及びその周辺、洗面室の内装工事
<6日目>
引き渡し
・お風呂リフォームをするときの注意
夏の休暇シーズンや年末年始などはリフォームの依頼が集中して混み合いやすくなっています。急いでいないようなら、日にちに余裕のあるタイミングを選んで依頼しましょう。
お風呂リフォームのタイミングは一般的に20年とされています。
見た目には問題がなくても内部にシロアリの被害が及んでいるケースがあり、適切な時期にリフォームを行わなければ費用がかさんでしまうこともあります。
最近のお風呂は暖房機能やブザーなど豊富なオプションがあります。
事前に希望する設備を考えておくことで、満足のいくリフォームを行うことができます。
在来工法のお風呂の場合、ユニットバスへリフォームをすることで、今後のリフォームが行いやすくなるといったメリットがあります。
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