リフォームでフローリングを新しくしたい!費用はどれくらい必要?
フローリングの床っておしゃれで掃除がしやすくて快適ですよね。
ですが使用しているうちに汚れやキズが付き、少し気になってきていませんか。
「そろそろリフォームしたいけどいくらかかるのか不安…」という方に向けて、フローリングのリフォームに関する費用についてご案内いたします。
■フローリングをリフォームするきっかけ
フローリングをリフォームするタイミングがわからない方のために、まずはフローリングのリフォーム目安をご紹介いたします。
・傷や汚れが目立つようになった
フローリングも経年劣化を起こします。毎日歩いていると、表面のコーティングが剥がれ、傷や凹み、汚れなどが目立つようになります。そうなるとリフォームを考えるタイミングが近づいているサインです。
・ほかのリフォームと併せて
壁紙の張り替えに合わせてフローリングも一緒にリフォームするという方も多くいらっしゃいます。これは別の場所と同時にリフォームを行うことで家具の移動が一度で済むため、まとめてリフォームするほうが効率的という考えに基づいています。また、同時に行うことで施工期間も短期間で終わるというメリットがあります。
・ライフスタイルの変化に伴い
子供が成長して家を出た、高齢の親と同居をすることになった等、ライフスタイルの変化に併せてリフォームする方も多くいらっしゃいます。ライフスタイルや家族構成に併せて暮らしやすい環境にしたいと考える方が多いからでしょう。
■フローリングリフォームの費用を左右する要素
フローリングのリフォーム価格を左右する要素は4つあります。
・フローリングリフォームの工法
フローリングの工法には2種類あります。重ね張り工法と張り替え工法です。
重ね張り工法は既存のフローリング材を剥がさないため安価で済みますが、段差ができるなどの問題があります。
張り替え工法は既存のフローリングを剥がしてから新しいフローリング材を張る工法で、費用や時間がかかる代わりにリフォーム前後で床の高さが変わることがありません。
・フローリング材の種類
費用はフローリング材の種類によっても大きく変動します。
安いもので代表的なのが複合フローリング、高額なもので代表的なのが無垢フローリングです。複合であっても高性能で防音性が高いものなどは無垢フローリングと同等の価格になることもあります。
・施工面積
施工面積が広くなる分、手間や材料費などが必要になるので費用も高価になります。ただし面積が非常に狭い場所のリフォームの場合、材料費に対して人件費が高くなることがあります。
・床の状態
フローリングだけが傷んでいるのであれば張り替えで済みますが、もし土台部分まで傷んでしまっていると土台部分からの修復が必要になるのでリフォーム費用が高くなります。
■フローリングリフォームする場合の費用は?
実際にフローリングをリフォームするとどれくらいの費用が必要なのでしょうか。最後に例として、フローリングリフォームの相場をご紹介いたします。
・フローリングのリフォーム費用
それぞれ張り替え工法と重ね張り工法の費用についてご紹介いたします。
一般的にフローリングからフローリングにする場合、張り替え工法の場合は6畳で9~18万円、重ね張り工法の場合は6~14万円が相場となります。これは使用するフローリング材の種類による差額です。
オークタイプの場合、無垢フローリング1畳分でおおよそ2万~5万円、複合フローリングは1畳分でおおよそ1万5,000~4万円が相場です。
無垢フローリングは木材の種類だけでなく、節がないものが高級とされています。一方、複合フローリングは板の厚みや仕上がり、性能によって大きく差がでます。複合フローリングでも、無垢フローリングのようなデザインのものもあります。
フローリングのリフォームは材質や工法によって高額になりがちなので、すぐには決断できないこともあるかと思います。しかし、傷んだフローリングを使い続けると土台まで傷み、さらに高額なリフォーム費用が発生してしまいます。
傷みが深刻になる前に、フローリングのリフォームを行いましょう。