狭い部屋を広く見せる方法とは?リフォームで開放感のあるお部屋に!
「部屋が狭くて窮屈に感じる」という方はいらっしゃいますか?
狭い部屋を物理的に広くするには増築が必要ですが、増築をしなくても工夫次第で広く見せることは可能です。
今回は部屋を広く見せる方法についてご紹介します。
■自分でできる、部屋を広く見せる工夫
まずは自分でできる、狭い部屋を広く見せる工夫を4つご紹介いたします。
・部屋の色使いがポイント
部屋のインテリアで基調にしている色を確認しましょう。
淡くて明るい色は部屋を広く見せることができるので、面積の大きいカーテンなどに淡い色を取り入れるのは非常に効果的です。おすすめはホワイト系、ベージュ系、ライトグレーなどです。
・鏡やガラスなどを取り入れる
部屋を広く見せるには、鏡やガラス素材を上手く活用するのもポイントです。
鏡は部屋が続いているように錯覚を起こすことができ、ガラスは素材が透けているので圧迫感を感じにくくなります。テーブルなどの大きめの家具はガラスやクリア素材でできたものがおすすめですよ。
・ラグやカーペットに注意!
おしゃれなインテリアにしようと床の広範囲を覆うようなラグやカーペットを使う方も多いかもしれませんが、場合によっては部屋を狭く感じさせてしまいます。特に色が濃いものは主張が強いため部屋を広く見せるどころか逆の印象を与えます。
ラグやカーペットを使う場合は、淡い色や部屋の基調色と統一感のある色がおすすめです。
また、床材が見えていると部屋が広く見えるので、ポイント使いとして小さなサイズを取り入れてみてください。
・家具は低いものを使う
狭い部屋を広く見せるには家具選びも重要です。
家具は全てロータイプのものにしましょう。家具の高さが目線より下にくるので圧迫感を感じにくくなります。また、椅子やテーブルは脚の細いものの方が部屋を広く見せることができます。
■リフォームでできる、部屋を広く見せる方法
ここからは狭い部屋を広く見せるリフォームをご紹介いたします。
・壁をガラスに変更
狭い部屋は壁の存在が非常に大きく感じますよね。そこでおすすめなのが、壁代わりにガラスの仕切りを使う方法です。視線が廊下や他の部屋に抜けるので実際よりもかなり広く見せることができます。
・床材の貼り方を変更
床材を黒っぽい色やダークブラウンなどにしていると部屋に圧迫感が出てしまいます。
床材の色はできるだけ明るい色を使いましょう。また、床材の貼り方を奥に向かって貼る「長手方向」にすると奥に広がっていくように感じさせることができます。
・壁紙を変更
壁紙はホワイト系などがおすすめですが、奥行きを見せるポイントとして一部に「後退色」を取り入れると部屋を広く見せることができます。
後退色とは周り色と比較して遠くにあるように感じる色のことで、ホワイト系の壁紙と濃いグレーやネイビーなどの色が組み合わせなどが挙げられます。
■部屋を広く見せるポイントとは
最後に、狭い部屋を広く見せるためのポイントを3つにまとめてご紹介します。
・インテリアの色数を少なめにする
インテリアの色はできるだけ統一するようにしましょう。
複数の色が混ざっているより、少ない色数の方がスッキリとした印象になります。淡い明るい色を基調色にして、全体で3色以内にまとめるのがおすすめです。
・視線が抜けるようにする
視線の抜けるポイントを作ることは、狭い部屋を広く見せるテクニックとして欠かせません。天井を高くするほか、高窓の配置や収納棚の背面を抜くなど、できるだけ仕切りを使わない方法が挙げられます。
・インテリアや内装は明るくする
インテリアや内装は淡く明るい色がおすすめといいましたが、できれば寒色系よりも暖色系の色を取り入れましょう。暖色系には部屋を大きく見せる効果があります。どうしても寒色が使いたい場合は、できるだけ明るい色にまとめましょう。
自分でできる「部屋を広く見せるテクニック」をさらに効果的にするならリフォームをおすすめします。
広く見せる部屋づくりなら、アートリフォームのインテリアコーディネーターチームにお任せください。素敵なお部屋をご提案いたします。
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■おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介!
・アートリフォーム事例①
工事前はダイニング・和室・玄関部分が分離していたので、廊下と和室をなくして広々としたLDKを実現しました。広くしたLDK内には階段を取り込み、蹴込部分をホワイト、踏板部分をオークにし、アクセントにしました。シンプルでナチュラルな雰囲気が特徴的な空間ですが、キッチンにはレトロなタイルを施工するなど、いろいろな雰囲気のお部屋を楽しめます。
【レトロなリフォーム事例】新しいのに懐かしい、レトロなカフェテイスト
・アートリフォーム事例②
もともと和室と2部屋に分かれていた空間をぶち抜き、大きなLDKにリノベーション。開放的で広いリビングがとても印象的です。フローリングの板目に合わせた壁と天井の木質パネルやシンプルなホワイトの面材や人工大理石が、部屋を明るくし風通しをよくしています。自由スペースも設け、お施主様の想像力をかきたてる工夫も凝らされています。