ぼんやりとした理想を抽象的な言葉でお伝えしただけなのに、私の頭の中のイメージが全部パースの中に収まっていました 。

まずは、リフォームされたきっかけをお聞かせください。

まだ先の話ではあるのですが、老後のことを少し考えるようになったことがはじまりです。
　
ここは坂が多く、周りにお店も少ないし、車がないと生活がしにくい町ですので、最初はどこか便利なところに引っ越してそこを終の住処にできたらなと思っていたのですが、ここを離れたくないという主人の思いもありますし。
　
考えを巡らせた結果、リフォームという選択肢もありそうだと。将来、楽しみながら快適に暮らせるなら一度検討してみようと気持ちがリフォームに傾いていきました。

リフォーム会社はどうやって探されましたか？

ある程度固まってから主人に相談しようと思い、ネットの検索やSNSで情報を集めはじめたのですが、とにかく量が膨大で、何が正解かわらないんです。
　
リフォーム経験があった友人に話を聞いてみたりもしましたが、マンションと戸建てでは条件が異なるのであまり参考にはならず。
　
唯一刺さったのは「担当者によるよ」という言葉。これではらちが明かないと訪ねたのがHDC神戸でした。HDCにいろんな会社が入っているのはなんとなく知っていたので、グルっと回ってみたんです。
　
すると、どこかで見たアートリフォームという名前。「そうだ、この前インスタグラムで見た素敵なお部屋の写真の会社だ！」と頭の中でリンクし、そのままインスタのフォームから相談の予約を入れていました。

最初にご訪問いただいた時のアートリフォームの印象はいかがでしたか？

すごく温かい印象を受けました。私たちの話をまっすぐ聞いてくれて、ちゃんと知ろうとしてくださっているのを感じたんです。
　
アートリフォームさんを訪ねる前に相談した会社もあったのですが、ぐいぐい来られる感じが私たちには合わなくて、当然なのかもしれませんが、すごくアピールされるんです。アートリフォームさんはそんなこともなく、とても心地いい距離感。
　
現地調査に来られた時も「これ素敵ですね」「こんなご趣味があるんですね」と私たちに寄り添って言葉をかけてくださって。主人が気にしていた家の構造の質問にも、遠藤さんが豊富な知識で的確に対応してくださっていたのも頼もしかったですね。「担当者によるよ」。友人の言葉にその時納得しました。
　
主人は最初、リフォームに消極的だったんです。でも、アートリフォームさんなら、夫婦で一緒に納得のいく空間を目指せるんじゃないかと思えて嬉しくなったのを覚えています。

ご主人にも質問です。消極的だったということですが、どのあたりから前向きになっていかれましたか？

3Dパースで提案してくださったタイミングがあったのですが、画面上でいろいろ変えながら見せてもらっているうちにこんなことまでできるんだと驚きました。そこで初めてリフォーム後の空間のイメージが湧いてきたんです（ご主人）。
　
私もパースを見て、え！こんなのになるの！？と絶句しました。和室を半分残したいとか、ソファもちゃんと置けるようにしたいとか、格子をどこかに取り入れたいとか、ぼんやりとした理想を抽象的な言葉でお伝えしただけなのに、私の頭の中のイメージが全部パースの中に収まっていて。
　
それだけじゃなく、「キッチンは壁付けしかできないですよね…」という私がポロッとこぼした言葉を覚えてくださっていたのか、こんな素敵なカウンターの提案まで。主人が前向きになってくれているのも本当に嬉しかったですね（奥様）。

住まれながらの工事だったと思いますがいかがでしたか？

職人さんたちも素晴らしかったですね。素人ながら腕の良さがわかりました。丁寧で正確な仕事をされているなと感心して見ていましたね（ご主人）。
　
「棚の高さはどうされますか？」とか「コンセントはこっちにしておいたほうが後々便利ですよ」とか、現場でもいろいろ聞いてくださったり、提案してくださったり、みなさんとても気さく。現場の方たちも私たちのことを考えて作ってくださっているのを感じました（奥様）。

生まれ変わった空間を見られた時の感想を教えてください。

パースの時点で感動していたのですが、実際に見たらそれ以上に素敵な仕上がりで本当に驚きました。「終の住処ができた」と心から思えましたし、安心して老後が過ごせると確信しました。楽しく過ごせる未来が想像できましたし、息子が家族と帰ってきた時に、孫が畳の上をハイハイしているイメージまでできて。主人とは、夫婦の時間がまたはじまったねと。本当に100点、それ以上の住まいに生まれ変わりました。