Culture Report
カルチャーレポート
2021.10.11
『2021BEST PRACTICE AWARD 施工事例部門』奈良支店/N.H
2021年7月19日に開催されたArtサミッツにて、第1回ベストプラクティス賞の表彰が行われました。第1回ベストプラクティス「施工事例部門」を受賞した、奈良支店のN.Hさんにインタビューを行いました。
「受賞は通過点」
―この度は、ベストプラクティス「施工事例部門」の受賞おめでとうございます!第一回目の受賞ということで、まずは受賞した時の率直なお気持ちをお聞かせください。
正直、施工の手応えが一番大きいと感じた現場だったので受賞すると思っていました。(笑)お客様とのやり取りも一番うまくできたと感じていたのでいけるのではないかなと・・選ばれたときは嬉しかったです!自分の納得感が得られた案件だったので、選ばれたことは自分にとっても良かったですし、協力頂いた人にとっても良い結果だと思いました。
―今回受賞したことで、仕事に対する意識の変化はありましたか?
受賞で変わったというのはないです。今は常にモチベーションが高いので、通過点だと感じています。日頃から、受賞しても良いだろうと思えるくらいの仕事をするように意識しています。
―プランナーのHさんから熱いメッセージがありましたが、どう感じられましたか?
Hさんは、新卒時から厳しく言って頂ける関係性で、プラン面でも助けて頂いていますし、営業が全然出来ない頃から横で支えて頂いていました。駄目だったころのお話も含めて、みんなの前でコメントを頂けて嬉しかったです。Hさんは普段から本音で話をしてくれますし、よく見てくれています。うまくいかない時期には厳しく、駄目なところについてははっきり指摘をしてもらっていたので、Hさんなしでは自分の成長はなかったといっても過言ではないです。商談の際、最初の頃は長谷川さんに8割ほどお話し頂いていたこともありましたが、今は半々くらい話せるようになり、自分でも成長を感じます。
「お客様と共感する」
―今回受賞した施工事例でこだわったところを教えてください。
イメージを正確に実現することにこだわりました。お客様は和洋折衷のイメージをお持ちで、「これに近づけていきたい」とお客様も楽しそうに写真や施工事例などでイメージを作ってお話されていました。自分はそのイメージを正確に受け取り、職人さんに強く伝えることを大事にしていました。職人さん側からも色々言われることもありましたが、現場に足繁く通い、職人さんとお客様のイメージのすれ違いがないように尽力しました。
―入社当初からお客様の想いを重視していましたか?
最初の頃は「自分が良いと思うものを作ることが良い」という考えを持っていて、そういった対応をしていたと思います。後から、お客様の立場になって考えるようになり『お客様にもつくりたいものがあるはず、それを無視して営業が好きにやるのは駄目』と気づきました。その考えに変わったことで、お客様がしたいことやつくりたいものを叶えたいと思うようになりました。
「まだやりきれていないから本気でやろうと気持ちを改めました」
―モチベーションが高くなったきっかけはありましたか?
2020年の1月から仕事への姿勢が変わりました。その時期に仕事でクレームが続いて回らなくなり、同時にプライベートでも変化があり、自信を失ったことがきっかけです。そうなった要因は、全て自己解決をしようとしてしまっていたからです。クレームが発生した案件では、現場を見ている中で良くない状況とはわかっているものの、誰にも相談せず、自分一人の力でなんとか終わらそうとしていました。昔から教えてもらうことや人に頼ることに苦手意識があったこと、学生時代の受験では塾に行かず全部自分でやってきたなど、自分一人で取り組んできた経験も多く、自分への自信がありました。この経験から、自己解決することはお客様の為にも自分の為にもならない、このやり方では駄目だと気づきました。当時はすごく落ち込みましたが、本気でやってこの結果なら駄目だけど、自分はまだやりきれていないから本気でやろうと気持ちを改めました。また、コロナ禍でも成果を上げることができたら間違いないと思ったこともきっかけになりました。
―具体的にどんな取り組みをされましたか?
変えたことはたくさんあります。まずはお客様の対応方法です。それまでは自分目線で仕事をしていて、お客様の目線に立つことができていませんでした。お客様と一緒の感覚でないとすれ違いが発生すると気づき、対応を変えました。次に「自己分析」です。自分の長所を考える自己分析を行いました。そこから、駄目なところは駄目と認めながら、日頃の心がけを改めました。また、心がけをスマホのリマインダーに入れ、すぐに確認できるようにしました。今でも朝の8時にリマインダーに通知が来ます。最初の数か月はうまくいかなかったですが、それ以降は周りからも言って頂けるくらい変わることができました。
―お客様の変化を感じた瞬間はありましたか?
商談のときのお客様の表情などで、変化を感じました。成功の流れがわかってきたように思います。そこから大きな案件も受注できるようになり、周りの評価も変わりました。
―仕事をする上で意識しているスタンスはありますか?
お客様・上司・後輩問わず誰とでも何でも話し合える関係性を大事にしています。敢えて、ビシッとした営業マン感は出さず、着飾らないようにしています。反面、商談では丁寧にヒアリングすることを大事にしています。こうすることで、第一印象とのギャップが生まれ信頼関係を築くことができていると考えます。
<対象の施工事例>
築80年、和洋・新旧のミックス感を楽しむ家
https://www.artreform.com/example/865/
―アドバイザーからのひとこと
お客様こだわりの大空間シアタールームが自慢のご自宅になります。築80年の古民家をリノベーション。自慢の大きな丸太梁を見せたり、既存の襖や建具を再利用したり、和と洋が合わさった空間に仕上がりました。お客様の家具や照明のチョイスもさらに引き立ってプロジェクターからの映像や音響は独り占めしたくなります…
<PROFILE>
N.H:2017年にアートリフォーム新卒5期生として入社。奈良支店に配属。奈良支店の売上に貢献しつつ、現在は後輩育成にも積極的に取り組んでいる。